ベトナム

トレジャーアイランド 75% (MAROU)

DSC04590
前回に続き「MAROU/マルゥ」から、限定商品のご紹介。

ベトナム南部、メコンデルタの巨大な支流に挟まれた、小さな島で取れた希少なカカオのみ使用した「トレジャー・アイランド(宝島)」

元々養蜂が盛んな土地柄な為、周囲では一切の農薬の利用が禁止されており、
自然な環境になっているそうです。

DSC05490
カカオ分は75%

レギュラー商品が一枚100gに対して、こちらは80g

DSC05495-2
前回の3枚とも共通する香りがあります。
こちらも酸味にやや特徴がありますね。

しかし、正直カカオの主張が弱く、おとなしい印象。
ラムドンなどで感じた大きな香りの変化も、こちらは随分なだらか。
ある意味では、バランスがいいとも言えるでしょうか。

個人的には限定品の特別感は感じられず、むしろレギュラー商品の味わい深さを再確認する結果となりました。
まずは、ドンナイ72% ラムドン74%あたりがおススメかな・・


名称チョコレート
原材料カカオマス・カカオバター、砂糖(サトウキビ由来)
内容量80g
原産国ベトナム
輸入者(株)アマイジャパン
価格972円
オンラインショップhttp://shop.marou.jp


ランキングに参加中!
いつも応援ありがとうございます。
banner
皆様のクリックが励みになります。

ドンナイ ラムドン バリア (MAROU)

DSC04581-2
元銀行員の日系フランス人サミュエル(Samuel Maruta)と、サンフランシスコの大手広告代理店のクリエーターで同じくフランス出身のヴィンセント(Vinent Mourou)の2人によって生まれたチョコレートブランド「MAROU/マルゥ」

大きな特徴はベトナムのカカオのみ使用していること。

そもそも、ベトナムでカカオが穫れることを知らない人も多いでしょう。
正直私も、このブランドが出てくるまでベトナムにカカオのイメージはありませんでした。


今回購入した3種はドンナイ ラムドン バリア
いずれも地域の名前ですが、いまいちピンと来ないので地図で調べてみました。
vet01

vet02

ベトナム南部にかたまっているようです。
その他の地域では、ティエンジャン、ベンチェなど。

いずれもその産地のカカオのみ使用。
天然発酵、自然乾燥させたカカオを厳選し、最小限の原材料でシンプルに作られています。

ベトナム国内でのそれぞれの地域の特徴が味わえる面白いナインナップです。

DSC04729-2
手触りのよいパッケージをあけるとゴールドの包み紙。


まずはドンナイ 72%を食べてみます。
DSC04731-2
ほのかにスパイスを感じる香り。
中盤からは酸味も現れます。
素朴な味わいや土っぽさなど、どこかアジアンチックな空気を醸し出してますね。

若干の渋味も感じますが、まろやかな一面もあって、味わっていく中で風味の変化も実感できます。

DSC05489-3
3種を並べてみると、色合いはあまり変わらない様子。
それぞれ2%ずつカカオ分を変えている部分が気になります。

ラムドン 74%
序盤はナッツのような香り。おとなしく優しい印象です。
こちらも溶けてからの香りの広がりが心地よく、フルーティーな甘酸っぱさが続きます。
その一方で黒糖を思わせる甘みも感じます。
後味はスッキリ。

バリア 76%
3つの中では%が高いのもあってか濃厚な印象です。
全体的に酸味が強くフルーティ。
苦味もやや強めでしっかりしたカカオの主張があります。

DSC04737-2
それぞれ違った風味を持ってるけど、共通するものも感じます。
決して派手さはないけど、一口でしっかりカカオを感じられるチョコレート。
くちどけもなめらかです。


ベトナムのカカオは高い発酵率など品質に定評があり、現在世界中で注目され生産量の増加も期待されています。

※参考ニュース
http://www.morningstar.co.jp/msnews/news?rncNo=1220137&newsType=emerging
http://www.hotnam.com/news/140128032848.html
今度の動向にも注目したいです。


名称チョコレート
原材料カカオマス・カカオバター、砂糖(サトウキビ由来)
内容量各100g
原産国ベトナム
輸入者(株)アマイジャパン
価格972円
オンラインショップhttp://shop.marou.jp


ランキングに参加中!
いつも応援ありがとうございます。
banner
皆様のクリックが励みになります。
【チョコレート検索】
Categories
プロフィール














Recent Comments
Archives