マダガスカル

ショコラマダガスカル ファインダークチョコレート 70% (ロベール)

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今日はマダガスカル産のチョコレートです。

「ショコラマダガスカル」は、マダガスカルを代表するチョコレート会社「ロベール社」が手掛けるシリーズ。

”Finest,Freshest,Fairest”をコンセプトに、カカオの生産からチョコレートの製造まで、すべてマダガスカル国内で行われています。
(ロベールに関しては過去の記事で紹介してますので、そちらを参照してください)
関連記事:マダガスカル ロベールチョコレート75

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まずはカカオ分70%のダークチョコレート。

カカオはマダガスカル北部のサンビラーノ地区にある、自然そのままの熱帯林で採れたものを使用しています。


今回のショコラマダガスカルは、以前食べたロベールチョコレートとは少しタイプが異なるようで、原材料を比較すると、
ロベールチョコレートは”カカオ、きび砂糖、大豆レシチン、バニラビーンズ”
ショコラマダガスカルは”カカオ豆、きび砂糖、カカオバター、大豆レシチン”

バニラビーンズを使用しないが、カカオバターを加えている様子。
商品ラインナップのカカオ含有率も違います。

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果実感たっぷり。爽やかな味わいです。

とけるほどに爽やかさが増し、マダガスカル産カカオらしいスッキリ感も広がりますが、とてもまろやかな酸味。
ラズベリーを思わせる風味に加えナッツの香りもあり、全体的に丸みがあって落ち着きを感じます。
くちどけもなめらかです。

次回はカカオ100%を食べてみます。


名称チョコレート
原材料カカオ豆、きび砂糖、カカオバター、大豆レシチン(遺伝子組み換えでない)
内容量85g
原産国マダガスカル
輸入者(有)アフリカンスクエアー
価格810円
お取り寄せ先SOOOOOS/スース
http://sooooos.com


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マダガスカル ロベールチョコレート68 カカオクランチ (ロベール)

robert
マダガスカル産チョコレート”ロベール”

最後の一枚は、「カカオクランチ」


”カカオクランチ” つまり、カカオ豆を砕いた”カカオニブ”です。

nibs
ゴツゴツとカカオニブが入ってるのが分かりますね。

カカオマニアの私は、カカオニブ入りのタブレットが大好物です。
68%
カカオ含有率は68%
今回紹介した3枚すべてカカオ分が異なります。
商品の特性に合わせて、カカオの割合を変えているのでしょう。


cacao
やっぱり好きですね〜カカオニブ。

フルーティーで華やかさも併せ持つ上質なカカオの風味。
部分的に固過ぎるところもあり、食感にムラがあるのが少し気になりましたが、このザクザク感は魅力です。
なによりチョコレートとカカオニブ、2重でカカオが押し寄せてくるのがたまりません!

カカオの香りはニブから感じるところも多く、先日紹介した75%カカオよりも、こちらの方がしっかりカカオを実感。
また、こちらにはバニラも含まれていないため、よりカカオの風味がストレートに伝わってきます。

決して苦過ぎることはなく、爽やかさを感じるのも高品質なカカオだからこそ。
マダガスカルが生んだフルーティーなカカオの風味を存分に味わえる一枚です。


名称:チョコレート
原材料:カカオ、きび砂糖、大豆レシチン(遺伝子組み換えでない)
内容量:85g
原産国:マダガスカル
輸入者:(有)アフリカンスクエアー
価格:630円(アフリカンスクエアー

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マダガスカル ロベールチョコレート61 コンババ&フルール・ド・セル (ロベール)

robert
マダガスカルにて、カカオ豆から一貫生産しているロベールのチョコレート。

2枚目は「コンババ&フルール・ド・セル」


さて、知らない単語が出てきました。
”コンババ”とは何でしょう?

コンババ=”こぶみかん”
こぶみかんは東南アジアを原産とするライムの一種。
緑色の実をしていて、ごつごつとした外観とおよそ4cmほどの小さなサイズが特徴。
香りがよく東南アジアの料理でよく使われるそうです。

そのコンババに合わせるのは、高品質な天然塩フルール・ド・セル
こちらもマダガスカル北部の海でとれたものを使用しています。


カカオ含有率は61%。やや控えめです。
61%
おや?
前回紹介した75%と形状が違いますね。

商品によって型を変えているのでしょうか?

cacao
これは珍しい風味。

ライムのようなレモングラスのような香りがします。
柑橘系の香りは相当強く、カカオが押されている印象も・・・

そして徐々に効いてくるフルール・ド・セル
ややクセのあるコンババの風味も全体的な甘みも、この塩が程よく引き締めます。
良い仕事してますね。


名称:チョコレート
原材料:カカオ、きび砂糖、大豆レシチン(遺伝子組み換えでない)、こぶみかん(コンババ)、塩(フルール・ド・セル)
内容量:85g
原産国:マダガスカル
輸入者:(有)アフリカンスクエアー
価格:630円(アフリカンスクエアー

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マダガスカル ロベールチョコレート75 (ロベール)

今回紹介するのは”マダガスカル産チョコレート”
1940

単一産地のタブレットの中でも”マダガスカル産のカカオ”は高品質なカカオとして知られ、多くのブランドが取り扱っています。

しかし、”マダガスカルで製造されたチョコレート”となるとその存在は僅か。


昨年に、読者の方から戴いた「CINAGRA/シナグラ」を紹介しました。
このシナグラは2006年に出来た新しい会社。

一方、今回紹介する「ROBERT/ロベール」は、1940年創業の歴史ある会社。
マダガスカル国内の多くの場所で販売されているらしく、マダガスカルを代表するチョコレートと言えるでしょう。

robert
何より注目すべきは、カカオ生産国でチョコレート製品まで一貫生産していること。

カカオの栽培からチョコレート製造に至るまで、すべての工程を自分たちで管理できる環境は、味をコントロールできることはもちろん、高品質のチョコレートを製造することを通してマダガスカルの人々の生活を支えるという、 雇用の創出へも繋がっています。

またロベールは、カカオ豆の品質に応じて生産者にプレミアムを支払う取組みをしており、不当にカカオ豆が買い叩かれないよう、生産者の生活が不安定にならないよう配慮しているとのこと。

つまり、”フェアトレード”が世界で議論されるようになるずっと前から、”公正”なチョコレート生産に取り組んでいるメーカーでもあります。

madagascal
まずは、一番シンプルな75%のダークチョコレートから。

カカオ豆をはじめ、すべての原材料がマダガスカル産です。

75%
フルーティーな香りに、爽やかな酸味。
マダガスカル産カカオは全体的に酸味が強いのが特徴ですが、こちらの酸味はやや控えめに感じます。

くちどけもまずまずのなめらかさ。
力強いカカオが香ると同時に、バニラの風味が広がるのも特徴。
マダガスカルはバニラの主要産地でもあるので、それを活かしているのでしょう。

カカオ75%の割には十分な甘味もあり、いい意味でのマイルドさや素朴さも感じます。


名称:チョコレート
原材料:カカオ、きび砂糖、大豆レシチン(遺伝子組み換えでない)、バニラビーンズ
内容量:85g
原産国:マダガスカル
輸入者:(有)アフリカンスクエアー
価格:630円(アフリカンスクエアー

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TSAR 100% (CINAGRA)

マダガスカル
読者の方から戴いたマダガスカル産のチョコレート

2枚目は「TSAR 100% DE CACAO


カカオ100%ですよ。

最近ではドモーリの「クリオロ 100%」が記憶に新しいところ。
あちらはクリオロ種のみで、100%カカオという珍しいチョコレートでしたが、
こちらはマダガスカル産カカオのみ使用の100%カカオ。

100%カカオのチョコレート自体あまり多くはなく、そのほとんどは複数の産地や品種のカカオをブレンドして作られています。

それを考えるとこちらチョコレートは大変貴重です。

シナグラ
やや赤味のある色合いも特徴。

フルーティーな香りが漂ってきます。


それでは・・・
チョコレート
!!

これは・・・今まで感じたことのない酸味です。

力強いというか、もはや野性的とも言える酸味。

ハイカカオのチョコレートでは、“苦い”という表現がよく使われますが、
こちらのチョコレートは“酸っぱい”です。

これぞマダガスカル

ドライな食感ながら、溶けはじめるとくちどけはスムーズ。
100%カカオにありがちな喉に残る感覚はありません。
後味は驚くほどスッキリしてます。

ちなみに、以前購入したショコラティエ・ボナの100%が少し残っていたので食べ比べてみると、
あちらも苦味より酸味が際立っていましたが、Tsar100%を食べた後、ボナを食べてみると、ずいぶん酸味も穏やかで落ち着いた味に感じます。
くちどけの良さは若干ボナが上でしょうか。

ここまで個性の強いチョコレートはそうそうないでしょう。
カカオの新しい扉を開いた気分です。


また、このメーカーのチョコレートと同じものが、アメリカで別パッケージで販売されているとの話もあり、それについて調べてみたところ、
マダガスカルで製造されたCINAGRAのチョコレートを、アメリカとカナダ向けに「madecasse」という別ブランドとして輸出しているとか。
アメリカでは高い評価を得ているようです。

今回は貴重なテイスティングができました。
本当にありがとうございました。


名称:チョコレート
原材料:カカオマス、カカオバター
内容量:75g


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