デンマーク発のチョコレートブランド「Oialla/オイアラ」。
今回のサロン・デュ・ショコラは”ビーントゥバー”に力を入れていたこともあり、会場では例年以上にたくさんのタブレットが見られました。
その中でも、こちらに注目された方も多いでしょう。
オイアラのショコラティエ、ラスムス・ボー・ボイイスン氏は、主に料理人としての経験が長く、地元デンマークでシェフとして修行を積み、フランスの三ツ星レストラン「トロワグロ」へ。
そこでチョコレートへの興味が高じて、リヨンの名店「ベルナシオン」へ行き1年ほど修行。
その後日本で懐石料理を学び、帰国後コペンハーゲンで小さなレストランを開き、その傍らでオリジナルのクーベルチュール作りを開始。
それが発展し「オイアラ」が生まれます。
まず注目したのは、使用するカカオ。
”ボリビア産の野生のカカオ”です。
ここでピンときた方も多いはず。
数年前に登場した、エルセイボ・ボリビアのヘリテイジ・カカオが同じく野生のボリビア産カカオを使っていました。
同じ場所のカカオかな?と思いましたが、
オイアラは、ボリビアとブラジルとの国境付近で穫れた野生のカカオ。(SDCムック本より)
エルセイボボリビアは、確かペルー寄りの地域だったはず。
どちらにせよ、栽培されたものでなく人の手が加えられていない野生のカカオを使用したチョコレートは大変珍しいと思います。
オイアラのラインナップは分かりやすく、78%。72%。46%(ミルク)の3種類。
それぞれのタブレットと、キャレ状のBOXがありました。
迷わず、78%のタブレットを購入。
貴重なカカオの風味を生かすため、原材料もシンプルに。
カカオ豆、砂糖のみです。
カカオバターの追油はありません。
押しが強いですね。
エネルギッシュでたくましい。そんな第一印象。
樹木や土っぽさなど大地を感じさせる香りから、ハーブやフルーツを思わせる香りまで。
酸味や、苦味など何かが突出してるわけでなくバランスもいいです。
舌触りはわずかにざらつきを感じますし、けっして綺麗にまとまっているわけではありません。
ただ、心を引きつける何かがあります・・・
この続きは来年探っていこうと思います。(出展求む)
名称 | チョコレート |
---|---|
原材料 | カカオ豆、砂糖 |
内容量 | 90g |
原産国 | デンマーク |
輸入者 | 株式会社エヌツー |
価格 | 1944円 |
Webサイト | http://oialla.com |
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