プラリュ(フランス)

バヌアツ (プラリュ)

vanuatu
今日は少しマニアックなチョコレートを。

バヌアツ産カカオ使用のタブレットです。
カカオ分は75%。

pralus
産地によって変えている鮮やかな包装紙。
プラリュを象徴するピラミッドといい、パッケージセンスがいいですね。

75%
プラリュのタブレットは厚みがあり、割るときに少し力がいります。
その分、一口食べたときのボリュームもなかなかのもの。

chocolate
スモーキーで力強い香り。
個性的な香りながら、バランスもとれていて嫌みがありません。

ガツンとカカオを感じたいときにはもってこいのチョコレートですね。
くちどけも良いです。


名称:チョコレート
原材料:カカオ豆、砂糖、ココアバター、乳化剤(レシチン、大豆由来)
内容量:50g
価格:840g

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メリッサ (プラリュ)

melissa
プラリュのラインナップで、唯一のミルクチョコレート「メリッサ」

今年のサロン・デュ・ショコラでは「ラブピラミッド(5種類のタブレット)」という日本限定商品が販売され、そこにはメリッサをベースとした「メリッサ・キャラメル」「メリッサ・ノワゼット」が新たに登場しました。

pralus
カカオ分は45%
パッケージの地図によると、インドネシア産のカカオを使用しているようです。

そういえば、先日紹介したボナのミルクチョコレート「ジャヴァ」インドネシア産カカオでした。
ミルクチョコレートとの相性がいいのでしょうか。

criollo
味が濃いですね。

マイルドなミルクチョコレートながら、カカオがしっかり主張してます。
焦げたキャラメルを思わせる香りがあります。

カカオ45%というと、ドモーリのラッテ・サルも45%ですが、タイプ的には似ているかもしれません。
ただ”甘い”だけではない、”深み”を感じさせるミルクチョコレートです。


名称:チョコレート
原材料:砂糖、全粉乳、ココアバター、カカオ豆、乳化剤(レシチン、大豆由来)
内容量:50g
価格:840円

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ポルセラーナ クヤグア チュアオ (プラリュ)

pralus
こちらは以前東京へ行ったときに購入した「プラリュ」のタブレット。
あまりに贅沢な品なので手を付けられずにいました^^;


実はこれ、
criollo
ベネズエラ産クリオロ種使用のチョコレートが3枚入り。
「ポルセラーナ」「クヤグア」「チュアオ」という、希少なカカオを食べ比べできる贅沢の極みともいえるセットなのです。


では早速こちらから。

「Porcelana(ポルセラーナ)」
porcelana
ポルセラーナは、過去にアメディドモーリで試したことがあります。

この手のタブレットを食べるとき、カカオ含有率の内約が気になったりするのですが、プラリュのサイトを見てみると、珍しく原材料の内訳が表記してありました。

『カカオ豆:65%、砂糖:24.7%、カカオバター:10%、乳化剤:0.3%』
つまり、カカオ分は75%。その内10%がカカオバター。
他に比べるデータがないので何とも言えませんが、パッケージにもこれくらい詳しい情報を表示してあれば嬉しいです。

porcelana2
豊かな香りを実感できます。

焙煎したナッツのような香ばしさ。
軽い苦味とふくよかな酸味があり、しっかりしたカカオの風味を感じます。
ラストにかけてはフルーティーで爽やかな味わい。


「Cuyagua(クヤグア)」
cuyagua
”クヤグア”というのは初めて聞く名前だったので少し調べてみると・・・

大きな地図で見る
ありました。
海岸近くの地名で、あのチュアオ村から近い位置にあります。

こちらはすっごくまろやか
ミルクのようなクリーミーさが特徴で、苦味や酸味の少ない穏やかな風味。
舌触りはポルセラーナよりなめらかです。
これほど上品さを感じるものは珍しいかもしれません。


「Chuao(チュアオ)」
chuao
言わずと知れた伝説のカカオ

先程のクヤグアと同じように、非常にまろやか。
ウッディーな香りとミルクを思わせるマイルドな味わいですが、中盤からフレッシュな酸味が溢れてきます。
味わいの変化も分かりやすくて素晴らしい風味です。


食べ比べるとそれぞれの個性がはっきり出てます。
更に言うと、チョコレートの原料であるカカオ豆は、ワインのように収穫ごとに多少の味の違いがあるので、同じチョコレートでも年によって風味が変わってきます。
その辺りも本格派チョコレートの深みであり、魅力だと思います。


と、ここで終わりたいところですが、
今回は更にもう一歩踏み込んで、もう一つの食べ比べをしようと思います。

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「プラリュ」「ドモーリ」「ショコラティエ・ボナ」
いずれもチュアオです。
chuaohikaku
ドモーリボナについては、以前購入したとき、一部を残していました。
(珍しいタブレットは一度に食べきるのは勿体ないので、少し残して保存しているんです。)

比べると、やっぱり違いは明確。

プラリュは先程書いたような素晴らしい香り。
ドモーリはよりクリーミーで甘味があります。香りも一番強く感じます。
カカオバターを使用していないのに、一番なめらかに感じるのも興味深いところ。
ボナは9月に購入したものなので、少し風味が落ちている可能性もあります。
(出荷から4ヶ月を過ぎると劣化が始まるそうです。byチョコレートバイブル)
最初は穏やかな香り。緩やかに、でも力強くカカオが広がります。
中盤から出てくる酸味が心地よいです。

それぞれのブランドの味が出ていて面白いですが、
ここまで来ると、どれも非の打ち所がありません。
いずれもチョコレート界の名作です。


名称:チョコレート
原材料:カカオ豆、砂糖、カカオバター、乳化剤(レシチン:大豆由来)
内容量:150g
価格:3150円(三越銀座)

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インドネシア (プラリュ)

プラリュ
先日東京へ行った際、「プラリュ」もチェックしに行きました。

国内では、銀座三越と、二子玉川ライズに店舗があります。


プラリュと言えば、カカオ豆からチョコレートを作る希少なショコラティエ
チョコレート文化が盛んなフランスにおいても、カカオ豆から作るショコラティエは、リヨンの「ベルナシオン」、ヴォアロンの「ボナ」、そして、ロアンヌの「フランソワ・プラリュ」
この3人だけです。

世界のカカオ産地を訪れ、自らカカオ豆を厳選し、チョコレートの製造に至るまで、すべての製造工程を自社で行うこだわり。
プロからの信頼も厚く、フランスが誇るトップショコラティエのジャン=ポール・エヴァンや、あのピエール・エルメプラリュの作るクーベルチュールを使用しているほどです。


インドネシア
数あるタブレットから「インドネシア」を選びました。

インドネシアといえば、世界のカカオ生産量第3位の国。

国内ではDari Kさんがインドネシア産カカオを使用したチョコレート作りをされており、私も注目している産地の一つ。

クリオロ
カカオ分は75%
パッケージにはクリオロ種の表示があります。

ジャワ島で栽培されている希少なクリオロ種を使用したチョコレート。
他のブランドでは、ドモーリのジャヴァブロンドも、ジャワ島産クリオロ種を使用しています。


フランソワプラリュ
スモーキーで力強い香り。
濃厚ながら溶けるほどに風味は変わり、森林を思わせる心地よい香りも感じます。
爽やかな酸味も特徴で、後味はスッキリしています。

クリオロ種でも、ベネズエラ産のものとは全く違った味わいで、
土地の個性が表れている一枚です。


名称:チョコレート
原材料:カカオ豆、砂糖、ココアバター、乳化剤(レシチン、大豆由来)
内容量:50g
価格:945円(銀座三越)

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ピラミッド・BIO (プラリュ)

今年のサロン・デュ・ショコラでは、自然とタブレット系を多く選んでいました。
一時期は華やかなボンボンショコラにはまりましたが、ここ最近はシンプルにカカオの美味しさを実感できるタブレットを選ぶ傾向にあります。
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こちらはプラリュの「ピラミッド・BIO」
プラリュを象徴するピラミッドのオーガニック版です。

こちらに使用されるのは、すべて有機栽培による原料。
こだわりの完全オーガニックのチョコレートなのです。

カラフルなパッケージの中は、
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5つの産地別カカオを使用した75%カカオのチョコレート。

ちなみに、カカオ豆は大きく分けて3つの種類があり、
フォラステロ種・・・全カカオ生産量の約85%を占める品種。
病害虫に対する耐性が強く、栽培が容易なため、現在世界の主流となるカカオ。

クリオロ種・・・フォラステロとは正反対で、傷みやすく収穫率が低い。
しかし最も風味が豊かで高品質なカカオ。
カカオ生産量の約1%。

トリニタリオ種・・・フォラステロとクリオロの交配種。
2種の性質を受け継ぎ、栽培しやすく品質も高い。
カカオ生産量の約14%。


それでは、いただきます。
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 「ガーナ(フォラステロ)」
ナッツの香りがあり独特の苦みも。
香りの持続性はありませんが、安定した美味しさがあります。

「エクアドル(トリニタリオ)」
香りにインパクトがありますね。
華やかな香りが広がり、後味はスッキリ。

「ドミニカ共和国(トリニタリオ)」
酸味があって、ほんのりスパイシーな香り。
まろやかな口あたりも印象的。

「タンザニア(フォラステロ)」
控えめな香りにやさしい甘み。
くせがなく、スタンダードな美味しさです。

「マダガスカル(クリオロ)」
心地よい酸味に力強いフルーティーな香り。
溶けるほどに溢れる香りはいつまでも口の中に残ります。

自分が好きなのはこういう味なんだと、あらためて感じますね。


名称:有機チョコレート
内容量:250g(50g×5)
原材料:有機カカオ豆、有機砂糖、有機ココアバター、乳化剤(レシチン:大豆由来)
価格:3045円
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