レ・グラン・ショコラティエ(フランス)

ムーレ・バニュルス (レ・グラン・ショコラティエ)4

641f81bf.jpg心斎橋そごうの「レ・グラン・ショコラティエ」から、
フランス菓子界の巨匠、イヴ・チュリエス氏作の
『ムーレ・バニュルス』
以前、『パレ・オール・イヴ・チュリエス』を食べて感動し、チュリエス氏のショコラはこちらが2作目。

ホワイトチョコに模様をつけてあり、まるで花のように綺麗な形です。
中は甘口ワインで風味付けされたキャラメル。

キャラメルとホワイトチョコの組み合わせなので甘さが強めなんですが、ワインの風味が心地よく、落ち着いた味になってるので全くしつこくありません。
ワインとチョコはいい組み合わせでとてもおいしいです。


一粒、231円

ドンペリショコラ (モンサンクレール)4

don1先日、関西の番組にパティシエ辻口博啓氏が出てて、チョコレートについてのこだわりを熱く語っておられました。
その中でドンペリを使用したショコラを番組で紹介されていて興味深く思っていたところ、
心斎橋そごうのレ・グラン・ショコラティエに辻口氏のチョコレートが置いてあるというので買いに行きました。

ちなみに辻口博啓氏は、東京・自由が丘にあるフランス菓子の名店「モンサンクレール」のオーナーパティシエで、洋菓子の世界大会で何度も優勝している世界でも名の知れたパティシエ。
そのほかにも六本木ヒルズにあるショコラ専門店「ル ショコラ ドゥ アッシュ」をはじめ、様々なショップを手がけています。

今回お目当てだったのは、一粒1050円という超高級ショコラ、『ドンペリショコラ』
高級シャンパン「ドン ぺリニョン」をふんだんに使用した香り高い贅沢なショコラ。
まるで宝石でも入っていそうな立派な箱に、3.5cm四方・厚み約1cmのショコラが入ってます。ボンボンショコラにしては少し大きめなサイズ。

don2箱を開けるととても上品なお酒の香りが漂います。
ドンペリなど当然口にしたことがないのでしばらく香りを楽しみ、口に入れるとさらにドンペリの香りは膨らみます。

お酒を含んだガナッシュをビターチョコで包んであるんですが、やはりガナッシュのくちどけは最高。
ビターチョコのほろ苦さとドンペリの上品な香りがうまく融合しており、甘さを抑えた大人の味に仕上がってます。
アルコールが強めなので、ほんのり酔ってしまいました。

最高の贅沢を味わいましたが、冷静に考えると一粒千円というのはやっぱり高いな〜というのが正直な感想。
しかしテレビで辻口氏は、
素材にはとことんこだわり最高のものを使い、その結果高価なショコラが出来あがる
ということをおっしゃっていたのが印象的で、
これだけこだわりあるものを作って販売するといった姿勢に、強い信念みたいなものを感じました。

マンダリン (レ・グラン・ショコラティエ)3

92fb5d2b.jpgジャック・ベランジェ氏の『マンダリン』
アプリコット・マンダリンを織り込んだビターガナッシュ。

アプリコットのみずみずしさが前面にでてきて、まるでフルーツを食べているよう。
チョコレート感がやや弱く少し物足りないですが、さわやかでおいしい一粒でした。

カラメル・ポワ−ル(レ・グラン・ショコラティエ)5

e68b44d0.jpgオリビエ・バジャ−ル氏の『カラメル・ポワ−ル』
バジャ−ル氏は、国際製菓連盟が開催するコンクールのデザート部門の世界チャンピオンになったこともある華々しい経歴の持ち主。

表面にオレンジのスプレーを施した、梨風味が特徴のキャラメルガナッシュ。

まさに梨です。
これは斬新。おいしいです!

完全に私のツボです。ビターチョコが梨のフルーティーな香りを引き立て、
今まで感じたことのない味わい。
梨がビターチョコと合うなんて驚きです。
さすが美食の国フランスですね。



パレ・オール・イブ・チュリエス (レ・グラン・ショコラティエ)5

f003a8f4.jpgフランス菓子界の最高峰に君臨するM.O.F(フランス最高職人賞)の称号を持つ8人の職人達のショコラが一度に味わえるお店『レ・グラン・ショコラティエ』。
昨年心斎橋そごうにオープンしてすぐに買いに行きましたが、衝撃を覚えるほどのおいしさでした。
高級ショコラにはまるきっかけとなったお店です。
8人の職人の中でも注目の人物イブ・チュリエス氏のショコラがとても印象的。
久々の再会です。

『パレ・オール・イブ・チュリエス』
ビターガナッシュをカカオ分72%のビターチョコで包み、表面には名前を印してあります。
以前これを食べたときは、それまでのビターチョコの概念が崩れ、ビターチョコの奥深さを知らされました。

まずカカオの香りが口の中いっぱいに広がります。
食感は究極に柔らかく、くちどけは他では味わえないほどなめらか。
カカオ分の絶妙なバランスのおかげで甘さと苦味がほど良く味わえます。
最後までス−っと溶けるなめらかさはビターチョコとは思えないほどあっさり。
食べた後にはなんとも言えない充実感に満たされます。
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