チョコレートの本

チョコレートの科学 [食物と健康の科学シリーズ]

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もっと専門的な情報が欲しいと思っている皆様。
こちらはいかがでしょうか?

「チョコレートの科学 [食物と健康の科学シリーズ]」

本屋では”食品学”の棚に置いてあり、見るからに製菓/チョコレート系の本とは違い、チョコレートを科学的な視点から考察した書籍です。続きを読む

料理通信 2013/9月号

料理通信
今月の料理通信は必見!

”街の小さなチョコレート工房 Bean To Bar”特集があります。


「Bean To Bar」とは、
カカオ豆(Bean)の状態から板チョコレート(Bar)になるまで全ての工程を行うこと。

製菓用のチョコレート(クーベルチュール)を仕入れて作るのが一般的なチョコレート業界の中で、”カカオ”そのものに注目し、豆から作る小規模なお店が世界各国で広がっています。


私も様々なチョコレートを食べる中で、カカオが本来持つ風味が生かされたものこそ優れたチョコレートだと考えるようになり、そういうチョコレートこそ大きな感動を受けるようになりました。
だからこそ、カカオ豆から作るお店やブランドに注目しています。


特集では日本はもちろん、フランス、アメリカ、ベルギー、イギリスなど、世界各国のBean To Barチョコレート工房が紹介されています。

各店での使用する機械の違いや、各工程におけるこだわりが大変興味深く、
中には機械を自ら作る方や、科学的なアプローチでチョコレートを作る方がいたり。
Bean To Barを行っている方は異業種からの転身が多いため、そこでの独自性もチョコレートに表れているのでしょう。
また、カカオ生産者とのつながりを大切にしているところも少なくありません。


10ページ程の特集ですが、上質なチョコレートを求める方には充実した内容だと思います。


価格:980円
出版社: 角川春樹事務所
発売日: 2013/8/6


最近更新が滞っており申し訳ありません。
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サロン・デュ・ショコラ オフィシャルムック 2013

salonduchocolat
年に一度のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」
開催まであと一月を切りましたね。


今年のテーマは「ルネサンス(知の再生)」
”原点に立ち戻った新しい創造性”に基づき、各ショコラティエが新作のショコラを発表しています。

会場へ足を運ばれる方は、このオフィシャルムックをチェックしておけばさらに楽しめるでしょう。


伊勢丹新宿本店 本館 6階 1月23日(水)〜28日(月)
ジェイアール京都伊勢丹 10階1月30日(水)〜2月14日(木)
JR大阪三越伊勢丹 10階1月30日(水)〜2月14日(木)
福岡岩田屋本店 本館 7階2月1日(金)〜2月14日(木)
名古屋栄三越 7階1月30日(水)〜2月5日(火)
仙台三越本館 7階2月5日(火)〜14日(木)
丸井今井札幌本店 大通館 9階2月2日(土)〜13日(水)

各会場の日程はご覧の通り。
今回も関西では2店同時開催ですね。


オフィシャルムックでは、すべての出展ブランドが紹介されているわけではないので、サロン・デュ・ショコラ2013 公式サイトも押さえておきましょう。

オンラインショッピングは、1月16日(水)〜2月2日(土)です。
会場へ行けない方はこちらも要チェックです。


価格:980円
発行:株式会社シムサム・メディア

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サロン・デュ・ショコラ オフィシャルムック 2012

salonduchocolat
チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」
開催まであと1ヶ月です。
公式サイトオープンと共に、オフィシャルムックも発売されました。

今回も芸術作品とも言えるチョコレートが盛りだくさん。
見てるだけで興奮してきます。

ショコラティエの一流の技術が詰まったボンボンショコラも魅力ですが、個人的にはカカオ豆から作る、カカオ本来の風味を愉しめるタブレットが今のお気に入り。
ということで、まず開いたのは、今一番注目しているドモーリのページ。

カカオバターを使わない独自のチョコレートは、他社と比べてもカカオの存在感が違います。
なぜ、ドモーリだけがこのような方法が可能なのかと疑問に思っていたのですが、そのあたりのことも少し書かれていました。
ジャンルーカ・フランゾーニ氏が考えたという独自のコンチング方法がポイントであると。
なるほどスッキリしました。


さて、今回の日程は、

伊勢丹新宿本店本館6階 1/25(水)〜1/30(月)
ジェイアール京都伊勢丹10階2/1(水)〜14日(火)
JR大阪三越伊勢丹10階2/1(水)〜14日(火)
福岡岩田屋本店本館7階2/1(水)〜13日(月)
名鉄百貨店本店7階2/1(水)〜14日(火)
仙台三越7階2/3(金)〜14日(火)
丸井今井札幌本店9階2/2(木)〜13日(月)


当然メインは新宿会場ですが、
全国でも貴重なチョコレートが購入出来るのは嬉しい機会。
特に、大阪住まいの私としては、今回から加わった大阪開催は嬉しいですね。

ただ気になるのは、出店ブランド。
まだ発表されてませんが、ドモーリやプラリュのようなタブレットメインのブランドは毎年新宿のみなので、お目当てがゲットできない可能性が高いです。
となると、今回も東京まで足を運ぶことになるかも。。。


公式サイトでは、一部商品の先行販売が始まっています。(アイカード会員限定)
気になる方は要チェック!


価格:980円
発行:武田ランダムハウスジャパン

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カカオとチョコレートのサイエンス・ロマン (幸書房)

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チョコレート通の方。
こちらの書籍はご存知でしょうか?

「カカオとチョコレートのサイエンス・ロマン」
(佐藤清隆、古谷野哲生 著)
先月発売になったばかりの新刊です。

まずは目次をご覧ください。

序章:お菓子の王様
1:チョコレートの故郷の風景
2:カカオ豆の発芽
3:カカオの花の受粉とポッドの生育
4:カカオ豆の発酵と乾燥ーチョコレートは発酵食品
5:カカオ豆の焙炒と香りの誕生
6:メソアメリカの人々がカカオを飲む
7:ヨーロッパ人がカカオと遭遇
8:メソアメリカから世界へ
9:カカオがヨーロッパで華麗に変身
10:「飲むココア」と「食べるチョコレート」の誕生
11:現代のチョコレートの完成
12:チョコレートの未来


注目したいのは、「カカオ」に重点を置いているところ。
タイトルの頭にカカオがきていることからもそれは伝わります。
今まで「チョコレート」に関する本はたくさんありましたが、「カカオ」について詳しく書かれている本はほとんどありません。

中でも、”カカオの花の受粉”について語るチョコレート本は他にはないでしょう。
ちなみに、購入した本屋では「農業」の棚に置いてありました。
それも納得の内容です。

全230ページで、価格が1890円と、購入時は高い印象を受けたのですが、
いざ読んでみると、その内容は予想以上に深いです。
他には載っていない情報ばかりで、各テーマについてとことん掘り下げています。
個人的にはカカオ豆の発酵に関する記事が興味深かったです。

チョコレートというより、カカオが好き。
カカオについてもっと知りたいという方におススメしたい本です。


〜P.S.〜
序章で、世界のチョコレート消費量についても触れてあり、少し気になったところがあったのでご紹介します。

チョコレートにおける国民一人当たりの年間消費量。
最新の情報では、ルーマニアが世界一になったようです。

一人当たりの消費量といえばスイスが世界一としてよく知られており、数年前からはドイツが1位でした。
日本チョコレート・ココア協会によるデータ(2009年)を確認してみると、ルーマニアの国民一人当たりの年間消費量は、なんと15.4kg
2位のドイツが11.3kgであることを考えると信じられない数字です。

これを一日に換算してみると、約42g
平均でこれですから、多い人はどのくらい食べているのでしょう・・・
ちなみに、日本での一人当たりの年間消費量は、2.1kg
一日に換算すると6g弱
これは少ないですよね。

気温の高い夏場のチョコ離れは仕方ないにしても、
日本人はもっとチョコレートを食べるべきだと思います!

ブログを通して少しでも日本人のチョコレート消費量を上げていきたい。
・・・なんて思ったりしました^^;


それはさておき、

「カカオとチョコレートのサイエンス・ロマン」
カカオ、チョコレートについて深く勉強したい方はぜひご購読ください。

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