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今回は、私の勤務するBENCINY/ベンチーニーのチョコレートを紹介させていただきます。

昨年から取り組みを始めたダークミルクチョコレート

カカオ豆から手がけるBENCINYでは、カカオの持つ風味や個性を第一に感じて欲しいことから、試行錯誤の末、ミルクチョコレートでありながら68%と高めのカカオ含有率で製造しています。

ホンジュラス産カカオ使用

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昨年10月、初めてダークミルクに使用したカカオがホンジュラスでした。
その後、ハイチ、コロンビア、ベトナム、ベリーズと現在までに5種類を製作。
ホンジュラスは初回が好評だったため、2回目になります。

前回使用のものと同じ収穫時期のカカオですが、今回はカカオの焙煎時間を見直し、やや長めに行いました。
少し香ばしさもあり、初回ロットとは違った仕上がりになったかと思います。

ちなみに、ホンジュラス産カカオは、ダンデライオンジャパンさんから仕入れたものです。
(カカオ産地:ホンジュラス モスキーティア地方 リオ・プラタノ生物圏保護区 ワンプシルピ)


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カカオ68%なので、色は濃いめ。

産地によってカカオ豆の油脂分が異なってくるため、カカオ分68%中のカカオバター含有率も多少変えてます。
ホンジュラスは元々油脂分が多めだったので、他のダークミルクよりカカオバターの割合は少なめです。


2種類のサイズ

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70g(L)と、22g(S)から選べます。
(ネットショップは現在Sサイズのみ)

ちなみにBENCINYの創業当初は、100gの重量級タブレットでした。
参考記事:ベトナム (ベンチーニー)

2017年11月頃より、ロゴ入りのオリジナルモールドを導入。
2018年9月頃より、気軽にお試しいただけるSサイズのモールドを導入しました。

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厚みは、Lが約6mm。Sが約4mm。
厚みによる食感、口どけの違いも面白いところで、同じチョコレートでも違った印象を受けると思います。

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焦がしキャラメルや深煎りのコーヒーを思わせる、香ばしくコク深い味わい。
加えて、アーモンド、バニラなど豊かなアロマ。
序盤はしっかりカカオ。溶けるほどにほのかにミルクのまろやかさが現れてきます。


こちらのホンジュラスをはじめ、このシリーズは共通して甘味はかなり抑えてあり、ミルク感も控えめです。
決して万人受けするミルクチョコレートではありませんが、Bean to Barの面白さを知っていただくきっかけになれば嬉しいですし、もちろん、カカオ感の強いダークチョコを好む方にもお試しいただきたいチョコレートです。


名称チョコレート
原材料カカオマス、きび砂糖、カカオバター、全粉乳
内容量70g/22g
賞味期限製造日から6ヶ月
価格70g:2052円(税込) / 22g:810円(税込)
Webサイトhttps://benciny.base.shop/(オンラインショップ)
https://www.facebook.com/bencinycraftchocolatemakers/



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