2月1日(水)〜2月5日(日)まで東京国際フォーラムで行われたサロン・デュ・ショコラ2017(2月1日はエムアイカード会員招待日)
注目のブランド・商品が日々話題に上がっていますが、そのうちの1つが明治さんの”ホワイトカカオ”
希少なカカオを使用しているため製造数が非常に少なく、早い段階で完売してしまった幻のチョコレートです。
私も初日に参加し、こちらのチョコレートを購入するまで、しばらく行列に並ぶことになりましたが、明治さんのブースは展示物が多く見応えがありました。
写真は本物のカカオポッド&カカオ豆。
右側の一際目立つカカオ豆がホワイトカカオです。
一般的に多い通常のカカオは下のように濃い紫色。
綺麗な白色です。
私も何度か生のカカオ豆を見たり、切ったことなどありますが、このような色のものは初めて見ました。
通常は、切った瞬間から空気に触れすぐに変色します。そのため表面に処理を施してありました。
メランジャーでなめらかに練り上げる工程。
左がホワイトカカオ。右が通常のカカオです。
ここにはカカオ豆以外の材料は入っていません。
色の違いも明確ですが、それぞれ漂う香りも全く異なっていました。
ホワイトカカオは甘くて華やかな香りがしました。
コンビニ・スーパーでもすっかりお馴染みになったザ・チョコレートの数量限定商品。
缶入りの特別仕様「メキシコ ホワイトカカオ」です。(サロン・デュ・ショコラ東京会場限定商品)
仕上がったチョコレートもとても明るい色。
これでカカオ70%です。
まるでミルクチョコレートのようですね。
メキシコ チアパス州の指定農園から独自入手したカカオ豆を使用。
2016年9〜12月収穫の初物のカカオです。
なお、このカカオについてはドモーリ創業者のジャンルーカ・フランゾーニ氏が現地で栽培指導したものだそう。
ジャンルーカといえば、かつて絶滅の危機にあったクリオロ種を長年かけて復活させ、それまで誰も味わえなかった高品質なチョコレートを生み出したカカオのスペシャリスト。
明治さんの中南米でのカカオ研究、品質向上への取り組みに共感し、今回手を組んだそうです。
ちなみに、今回の商品にはクリオロ種の表記はなく、あくまでホワイトカカオとの表記になっています。
開封時から香りは強め。
口に含むと、ナッツの香りを中心にフローラルな香りなど複雑なアロマ。
コンフォートビターやエレガントビターなどのように、分かりやすい個性やインパクトは感じにくいものの、苦味が少なくとっても品があります。
クリオロ/ホワイトカカオ系に多く感じられるミルキーな印象は弱く、中盤からはフルーティーな酸味も感じるスッキリした一面も持ってます。
また、後味に少し渋みが残る気もします。
会場では関係者の方が、まだ扱い始めたカカオなので、今後さらにクオリティを上げていきたいともおっしゃっていました。
来年も登場することを期待します。
名称 | チョコレート |
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原材料 | カカオマス、砂糖、ココアバター、乳化剤、(一部に乳成分・大豆を含む) |
内容量 | 50g(3枚) |
価格 | 1620円(税込) |
Webサイト | http://www.meiji.co.jp/sweets/chocolate/the-chocolate/ |
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今回のチョコレートは東京限定でしたので関西在住者には残念なのですが、もう一つ
せっかくの珍しいカカオ豆・・なのにインパクトに欠ける感じだったのは残念ですね?