パッケージが一新した
「Meiji The Chocolate/明治 ザ・チョコレート」
厳選したカカオ豆を使用し、加工から完成に至るまでこだわり抜いた、大手メーカー流の”Bean to Bar”
2014年に初めて発売されたシリーズですが、今年はガラリと姿を変えて登場しました。
関連記事:
2014年9月 ザ・チョコレート
2016年1月 ザ・チョコレート ストロングカカオ
ラインナップは、初となるミルク2種を含む4種類。
タブレットは、個包装で3枚入り。
外箱のナチュラルなイメージとともに、紙の質感も好印象です。
特徴的な形状の、約16gのタブレット。
風味に丸みを持たせるドームゾーン、香り立ちを印象づけるギザギザゾーンなど、4つのゾーン別にさまざまな味わいが楽めるようにとの思いで作られた奇抜なデザイン。
大手メーカーさんのチョコレートとしては新鮮な印象を受けますが、普段からBean to Barに馴染みのある方々の間では賛否両論。
特定のブランドを連想させるモールドに関しては様々な意見が出ております。
Confort Bitter/コンフォートビター
使用するカカオは、ベネズエラ産カカオ中心のブレンド。
ここは単一品種ではないようです。
カカオ分70%のダークチョコレート。
原材料を確認すると、過去のシリーズで使用されていた”香料”はなくなり、よりシンプルに。
まず伝わってくるのは、深めのローストによるカカオの香ばしさ。
アーモンドやピーナッツを思わせる厚みのあるナッツ感が特徴で、
序盤でどっしりとした苦味がありながら、後味はスッキリしています。
Velvet Milk/ベルベットミルク
カカオ分49%のミルクチョコレート。
コンフォートビター同様、使用するカカオは、ベネズエラ産中心のブレンドです。
甘みとミルク感たっぷりですが、ミルクチョコレートとしては高い49%のカカオ分。当然ナッティーなカカオ感はこちらにも感じられます。
一般的なミルクチョコレートと食べ比べてみると差がよく分かるでしょう。
Elegant Bitter/エレガントビター
使用するカカオは、ブラジル トメアスー産中心のブレンド。
カカオ分70%のダークチョコレートです。
ずっしり苦味のある「コンフォートビター」と比べると、食べる前から軽やかでフルーティーな香り。
オレンジやグレープフルーツを思わせる爽やかな酸味があり、苦味はややマイルド。
カカオの個性が分かりやすいですね。
Sunny Milk/サニーミルク
カカオ分49%のミルクチョコレート。
エレガントビター同様、使用するカカオは、ブラジル トメアスー産中心のブレンドです。
同じ%のミルクチョコレートでも「ベルベットミルク」と比べるとタイプが全く違います。
ミルキーなだけでなく、ほのかに清涼感さえ感じさせる軽快なミルクチョコレートです。
こちらのシリーズのように、カカオの魅力を実感できるチョコレートが、コンビニやスーパーで手軽に買えるのは嬉しい限りです。
また、この商品を通して、初めて”Bean to Bar/ビーントゥバー”を知る人も多いかと思います。
現在日本国内にも、カカオ豆からこだわって作られた上質なBean to Barショップが増えてきています。
カカオの品種や産地、あるいはロースト、コンチング等の製造工程。
小規模だからこそできる、カカオという素材によりフォーカスしたチョコレートがたくさん生まれていますので、ぜひそちらもお試しになってはいかがでしょうか。
(参考:全国のbean to barチョコレート)
名称 | チョコレート |
---|---|
原材料 | 「コンフォートビター」カカオマス、砂糖、ココアバター、乳化剤(原材料の一部に乳製品、大豆を含む) 「ベルベットミルク」カカオマス、ココアバター、砂糖、全粉乳、脱脂粉乳、乳化剤(大豆を含む) 「エレガントビター」カカオマス(ブラジルトメアスー産カカオ豆90%以上使用)、砂糖、ココアバター、乳化剤(原材料の一部に乳製品、大豆を含む) 「サニーミルク」カカオマス(ブラジルトメアスー産カカオ豆90%以上使用)、砂糖、ココアバター、全粉乳、脱脂粉乳、乳化剤(大豆を含む) |
内容量 | 各50g(3枚入り) |
価格 | 各246円(税込) |
Webサイト | http://www.meiji.co.jp/sweets/chocolate/the-chocolate/ |
ランキングに参加中!
いつも応援ありがとうございます。
皆様のクリックが励みになります。