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毎年この時期になるとフェアトレードチョコレートが市場に出てきます。

”フェアトレード”とは、直訳すると「公平な貿易」
つまり、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す貿易のしくみをいいます。

2011年からフェアトレードチョコレートを販売しているのが無印良品
初年はスタンダードな板チョコレートで登場。その後は「チョコがけコーヒー豆」や「自分でつくる ガトーショコラ」など、毎年違った形で展開しています。

今年はミルクチョコレートチョコがけアーモンドなど、4種類のラインナップ。

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使用するカカオは、インドネシア パプア州産

ちなみに、2012年の商品ではドミニカ産カカオを使用。
2011年は産地の表記はありませんでした。

気になったのは、使用するカカオの全てがインドネシア パプア産ではないところ。
ミルクチョコレートはインドネシア産が45%、チョコがけコーヒー豆は80%など、他のカカオとブレンドしてあります。
無印ブランドとして手頃な価格に抑えるためでしょうか。


また、ここ数年の商品ラインナップを見てみると、シンプルなダークチョコレートが弱い気がします。
初年に出たカカオ70%のダークチョコレートは見た目も味も濃い一枚でしたが、やはりこのタイプは販売面で難しいのでしょうか。
カカオをたっぷり使いますし、味の特徴が一番出るチョコレートだけに少し残念ではあります。

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というわけで、日本人に一番馴染み深いミルクチョコレート

素朴な味がしますね。
ミルクチョコレートなのもあってカカオの特徴は出にくいですが、クセがなくピュアな味わいはシンプルに美味しいです。

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ほろ苦いコーヒー豆と香ばしいアーモンドをチョコレートでコーティング。
どちらもチョコレートとの相性抜群です。


無印良品では、この商品の取組みをより知ってもらうため、カカオ豆からチョコレートを作るワークショップも開催しています。(※現在受付終了)

このような取り組みをする会社や団体が増えてきたおかげもあって、
チョコレートにおけるカカオの存在が身近になってきた気がします。
数年前は生のカカオ豆を見たことある人がどれだけいたでしょう。

私も近々、カカオ豆からチョコレートを作りに行ってきます。


名称チョコレート
原材料砂糖、ココアバター、全粉乳、カカオマス(インドネシア産45%)、脱脂粉乳、乳化剤、香料(原材料の一部に大豆を含む)
内容量40g
エネルギー236kcal
販売者株式会社良品計画
価格180円(無印良品)


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