いきなり質問ですが、
皆様はブラジルのチョコレートってどんなイメージを持っているでしょうか?

ブラジルは現在、世界第3位のチョコレート生産国であり、世界第6位のカカオ生産国です。

ところが、私自身ブラジル産のチョコレートはあまり知らなくて、甘〜いチョコレート菓子のイメージしか浮かびませんでした。

実際、これまでブラジルのチョコレート市場は、激甘なミルクチョコレートが主流だったようですが、近年、ブラジル人の健康や美容への関心の高まり、国民所得の向上も手伝って、有機カカオを使ったチョコレートや高カカオチョコレートなど、質を重視した高級志向のチョコレートが注目されつつあるそうです。


そこで、
これから注目したい、ブラジルの3つのブランドをご紹介します。

まずは
「Fazenda Sagarana/ファゼンダ サガラナ」
fazendasagarana
2012年創業の新しいブランドです。
実はこちら。ボナのチョコレートが好きな方、特に”マラニョン”と聞いてピンときた方は要チェックです!

昨年、フランスのボナから発売になった新しいタブレット「Maragnan/マラニョン」をご存知でしょうか?
「マラニョン」とは、一時は絶滅したとされていたブラジルの伝説のカカオ。
1870年〜1880年頃には世界最高のカカオと称されていたそうです。

近年発見されたそのカカオを、カカオ生産者の協力のもとボナが製造に着手したのが以前紹介した「マラニョン」

そして、そのカカオを生産しているのが、今回のファゼンダ サガラナなのです。

マラニョン
パッケージ内側もカカオ生産国らしいデザインですね。

日本ではカカオ豆からチョコレートを作る”Bean to bar”が広がってきています。
一方こちらは、言うなら”Tree to bar”
つまり、カカオの木を育てるところから、チョコレート製品になるまでを一貫生産しているのです。
これはカカオ生産国ならではの特徴であり、強みでもあります。

ao leite
現在のラインナップは、67%ビターと、42.5%ミルクの2種類。
このブランドが使用するカカオは、伝説のカカオ”マラニョン”のみです。


ブラジルから届いたチョコレートは一部ブルームしてしまっており、今回は無事だった「42.5%ミルク」を紹介しようと思います。

miilk
ナッツ感が強く、樹木を思わせる香りもあります。
焙煎香も強めでしょうか。
ミルキーな中にもカカオの特徴が表れています。

食感は、やや粉っぽさを感じる舌触り。
もう少しなめらかさがほしいところですね。


さて、せっかくなので、ボナのマラニョンと比較したいところ・・・
DSC04057
ということで入手しました。

約1年ぶりに食べましたが、相変わらず素晴らしいですね。
レーズンやプラムを思わせるフルーツの香りに、キャラメルやクリームのようなまろやかさも持ち合わせています。

DSC04069
今回、42.5%ミルク、ブルームしてしまった67%ビターを交えて食べ比べしてみたのですが、
同じカカオとは思えないほど違いがあります。

ボナは長年の経験、製造技術があるブランド。
一方サガラナはまだ出来たばかりの新しいブランド。今回完全な状態でないとはいえ、チョコレートとしての完成度は大きな差を感じました。

ボナと比較すると、サガラナの方はやや雑味があり荒削りな印象。
香りの豊かさも少し物足りなく感じてしまいますが、クリームを思わせるまろやかさなどカカオのポテンシャルの高さを窺えたりもします。

上質なカカオを持っているだけに、今後の成長が楽しみです。


次回は2つ目の注目ブランドをご紹介。


名称チョコレート
原材料「ミルク」砂糖、カカオバター、全粉乳、カカオマス、レシチン(大豆由来)
「ビター」カカオマス、砂糖、カカオバター
内容量40g/80g
原産国ブラジル
参考サイト
お問い合わせ先
ファゼンダサガラナ
http://www.chocoville.jp/sagarana.htm


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