料理通信
今月の料理通信は必見!

”街の小さなチョコレート工房 Bean To Bar”特集があります。


「Bean To Bar」とは、
カカオ豆(Bean)の状態から板チョコレート(Bar)になるまで全ての工程を行うこと。

製菓用のチョコレート(クーベルチュール)を仕入れて作るのが一般的なチョコレート業界の中で、”カカオ”そのものに注目し、豆から作る小規模なお店が世界各国で広がっています。


私も様々なチョコレートを食べる中で、カカオが本来持つ風味が生かされたものこそ優れたチョコレートだと考えるようになり、そういうチョコレートこそ大きな感動を受けるようになりました。
だからこそ、カカオ豆から作るお店やブランドに注目しています。


特集では日本はもちろん、フランス、アメリカ、ベルギー、イギリスなど、世界各国のBean To Barチョコレート工房が紹介されています。

各店での使用する機械の違いや、各工程におけるこだわりが大変興味深く、
中には機械を自ら作る方や、科学的なアプローチでチョコレートを作る方がいたり。
Bean To Barを行っている方は異業種からの転身が多いため、そこでの独自性もチョコレートに表れているのでしょう。
また、カカオ生産者とのつながりを大切にしているところも少なくありません。


10ページ程の特集ですが、上質なチョコレートを求める方には充実した内容だと思います。


価格:980円
出版社: 角川春樹事務所
発売日: 2013/8/6


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