イタリアのアメデイから、
「TOSCANO BROWN/トスカーノブラウン」。
キューブ型のパッケージはとってもコンパクト。
まるで宝石でも入っていそうな雰囲気です。
箱を開けると、5gの薄型チョコレートが6枚入り。
以前紹介したトスカーノブラックがダークチョコレートだったのに対し、
トスカーノブラウンはミルクチョコレート。
カカオ分は32%です。
・・・これはスゴい。
ここまで上品なミルクチョコレートは珍しいかもしれません。
ミルクやバニラの風味が強くとってもマイルド。
決して甘過ぎることはなく、後に残らない自然な甘さです。
とてもバランスに優れた味わいの中、一番気に入ったのは食感の良さ。
ごく繊細な舌触りからのスムーズなくちどけ・・・
口に入れたら、あとは身を委ねるのみです。
このくちどけの秘密は何か?
その要因は「コンチング」にあると思い、少し調べてみました。
コンチングとは、チョコレートペーストをなめらかに練り上げる工程。
チョコレート独特のくちどけを生み出すのはもちろん、コンチングのスピードや時間、温度はチョコレートの風味にも影響するため、味を構成する上でも重要な工程です。(ちなみに、発明者はリンツの創業者ロドルフ・リンツ)
アメデイのチョコレートはコンチングを72時間もかけて行っています。
これは伝統的な製法で、1879年のロドルフ・リンツによる発明当時の設計に基づくコンチェを使っているそうです。
多くのメーカーでは、効率化を図った現代版のコンチェを使用し、またより短い時間で仕上げる為に乳化剤を加えたりしています。
参考までに、以前観たTV番組の情報によると、
日本の某メーカーでは、コンチングにかける時間は10時間でした。
その他、今まで聞いたものだと6時間〜24時間くらいが多いようです。
もちろん機械は多様化してますし、技術も進歩しているでしょうから、単純に時間をかければ良いとは限らないと思います。
ただアメデイを初め、コンチングに72時間もかけたチョコレートは、どれもくちどけが素晴らしかったのは事実。
やはりこれだけ時間をかけて練り上げることは、そのチョコレートの大きな特徴になりますね。
つい長くなってしまいましたが、
このような理由からもアメデイのチョコレートは絶品です!
ぜひお試しを。
名称:チョコレート
原材料:砂糖、ココアバター、全粉乳、カカオマス、バニラ
内容量:30g(6枚入り)
輸入者:株式会社アズネクスト
価格:630円
※2012年11月15日(木)
AMEDEIオンラインショップがオープン!
http://amedei.jp
こちらで購入できます。
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