reyamargo
こちらはメキシコ人の友人にもらったチョコレート。
メキシコで一般的な、ホットチョコレート用の板チョコです。


チョコレート発祥の地と言われるメキシコ。
元々チョコレートは、長年飲み物として愛されていましたが、
現在でも、その名残を受け継ぐ伝統的なチョコレート文化が残っています。
mexico
さて、中身のチョコレートですが、
正直見栄えはあまり良くありません^^;

私達が知るチョコレートとは基本的な構造が違っていて、
一般的なものは、カカオマスや砂糖を極限まで微粒化して、チョコレートを均一に練り上げていますが、メキシコの伝統スタイルで作られたこちらはカカオマスや砂糖が粗い粒子のまま。
砂糖がポロポロと崩れていました。

カカオ豆と砂糖、香辛料を混合粉砕して成形するというシンプルな工程。
このタイプのチョコレートだと製造工程も少ないので、メキシコでは家庭でもカカオ豆からチョコレートを作ることは珍しくないそうです。

構造的には、以前紹介したイタリアのモディカチョコレートに似ています。
(もちろん、元となったのは今回のような古代メキシコの伝統製法)

chocolate
まず、そのまま食べると、
ジャリジャリとした食感。
噛むとホロッと崩れる感じです。
なめらかさはまったくなく、味もチョコレートっぽくはありません。


では、ホットチョコレートでいただいてみましょう。
hot
ずいぶんと味わいが変わります。

シナモンがよく効いていて、カカオもよく香ります。
一般的なホットチョコレートと比べると、くちあたりはあっさり
カカオバターを使用していないからでしょうか。
ほんのりスパイシーで美味しいです。
粗めの粒子が残る感じも、味がありますね。


内容量:110g

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