ネットで情報収集していると、興味深いチョコレートを見つけました。
一風変わったチョコレートショップ、「エミリーズチョコレート奥沢」さん。
実店舗は持たず、ネット販売とイベント販売のみで営業しているまだ新しいお店です。
実はこちらのお店、ものすごいこだわりをお持ちなのです。
まず私が注目したのは、カカオ豆からチョコレートを作っているところ。
最小限の原料にこだわり、カカオ豆を自分たちで焙煎して、挽いて、じっくり練り上げてチョコレートを作っておられます。
あまりにも手間のかかる作業になるので、これを実践しているお店はごくわずか。
チョコレートにかける情熱が伝わってきますね。
そして、こちらのチョコレートの特徴としては、
中南米産のハイグレードカカオ豆を使用しているところ。
何度か書いたこともありますが、カカオ豆は大きく分けて3つの種類があります。
フォラステロ種・・・全カカオ生産量の約85%を占める品種。
病害虫に対する耐性が強く、栽培が容易なため、現在世界の主流となるカカオ。
クリオロ種・・・フォラステロとは正反対で、傷みやすく収穫率が低い。
しかし最も風味が豊かで高品質なカカオ。
カカオ生産量の約1%。
トリニタリオ種・・・フォラステロとクリオロの交配種。
2種の性質を受け継ぎ、栽培しやすく品質も高い。
カカオ生産量の約14%。
(割合については、フォラステロが90%以上という説もあり)
エミリーズチョコレート奥沢さんでは、クリオロ種とトリニタリオ種を使用し、カカオが持つアロマにこだわったチョコレート作りをされています。
商品のラインナップはタブレットが数種類。
希少なカカオ&手作りで行っているため少量生産で、時期によって内容が変わるようです。
今回2種類購入しました。
まずはこちらから。
「Patanemo(パタネモ)」
ベネズエラ産クリオロ種使用。
カカオ80%のダークチョコレートです。
パッケージはごくシンプル。
ふと気になったのは、商品名が書かれていません。
どうやらパッケージの色で商品を区別しているようです。
裏がまた、おしゃれなんです。
ハトメが施されており、封筒型になっています。
手作りならではの暖かみを感じますね。
出てきたのは、ゴールドの包み紙。
開封すると、早くもいい香りが漂ってきます。
では、いただきます。
カカオ80%とは思えないほど優しい味。
クリーミーでまろやかなくちあたりから、じんわりカカオが広がっていきます。
カカオの風味は、苦みや酸味がほとんどなく、ほのかにフルーティーな香りがする穏やかなもの。
個人的にはもう少し力強さが欲しいところですが、一般的にはダークチョコレートが苦いと感じる方でもスッと入っていけそうな柔らかい味わいです。
くちどけもなめらかでした。
次回は、伝説のカカオと言われる「チュアオ」を使用したものをご紹介。
カカオマニアの血が騒ぎます!
名称:チョコレート
原材料:カカオ豆、カカオバター、きび糖(沖縄、鹿児島県産)
内容量:75g
価格:1260円(エミリーズチョコレート奥沢)
一風変わったチョコレートショップ、「エミリーズチョコレート奥沢」さん。
実店舗は持たず、ネット販売とイベント販売のみで営業しているまだ新しいお店です。
実はこちらのお店、ものすごいこだわりをお持ちなのです。
まず私が注目したのは、カカオ豆からチョコレートを作っているところ。
最小限の原料にこだわり、カカオ豆を自分たちで焙煎して、挽いて、じっくり練り上げてチョコレートを作っておられます。
あまりにも手間のかかる作業になるので、これを実践しているお店はごくわずか。
チョコレートにかける情熱が伝わってきますね。
そして、こちらのチョコレートの特徴としては、
中南米産のハイグレードカカオ豆を使用しているところ。
何度か書いたこともありますが、カカオ豆は大きく分けて3つの種類があります。
フォラステロ種・・・全カカオ生産量の約85%を占める品種。
病害虫に対する耐性が強く、栽培が容易なため、現在世界の主流となるカカオ。
クリオロ種・・・フォラステロとは正反対で、傷みやすく収穫率が低い。
しかし最も風味が豊かで高品質なカカオ。
カカオ生産量の約1%。
トリニタリオ種・・・フォラステロとクリオロの交配種。
2種の性質を受け継ぎ、栽培しやすく品質も高い。
カカオ生産量の約14%。
(割合については、フォラステロが90%以上という説もあり)
エミリーズチョコレート奥沢さんでは、クリオロ種とトリニタリオ種を使用し、カカオが持つアロマにこだわったチョコレート作りをされています。
商品のラインナップはタブレットが数種類。
希少なカカオ&手作りで行っているため少量生産で、時期によって内容が変わるようです。
今回2種類購入しました。
まずはこちらから。
「Patanemo(パタネモ)」
ベネズエラ産クリオロ種使用。
カカオ80%のダークチョコレートです。
パッケージはごくシンプル。
ふと気になったのは、商品名が書かれていません。
どうやらパッケージの色で商品を区別しているようです。
裏がまた、おしゃれなんです。
ハトメが施されており、封筒型になっています。
手作りならではの暖かみを感じますね。
出てきたのは、ゴールドの包み紙。
開封すると、早くもいい香りが漂ってきます。
では、いただきます。
カカオ80%とは思えないほど優しい味。
クリーミーでまろやかなくちあたりから、じんわりカカオが広がっていきます。
カカオの風味は、苦みや酸味がほとんどなく、ほのかにフルーティーな香りがする穏やかなもの。
個人的にはもう少し力強さが欲しいところですが、一般的にはダークチョコレートが苦いと感じる方でもスッと入っていけそうな柔らかい味わいです。
くちどけもなめらかでした。
次回は、伝説のカカオと言われる「チュアオ」を使用したものをご紹介。
カカオマニアの血が騒ぎます!
名称:チョコレート
原材料:カカオ豆、カカオバター、きび糖(沖縄、鹿児島県産)
内容量:75g
価格:1260円(エミリーズチョコレート奥沢)