いよいよ今日から、チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ 2011」がスタートしました。

華やかなブランドが集まるなか、私が注目したいのは、イタリアのドモーリ
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1994年創業以来、チョコレートの品質向上を図り、カカオ豆の栽培からチョコレートの製造まで一貫した生産体制で取り組むブランドです。
大量生産に押され絶滅寸前だったクリオーロ種を、より原生品種に近いものに復活させて、厳選されたカカオ豆そのままの味とアロマをストレートに楽しめるチョコレートを提供してくれます。

こちらは、幻のカカオ「クリオロ種」のみを使用した6種類のタブレット。
世界のカカオ豆全体の0.01%未満しかとれない大変貴重なカカオを使用しています。

ラインナップは、
カノアーボ(70%カカオ)、ジャヴァブロンド(70%カカオ)、プエルトフィーノ(70%カカオ)、プエルトマーレ(75%カカオ)、ポルセラーナ(70%カカオ)、チュアオ(70%カカオ)の6種類。
ジャヴァブロンドのみジャワ産。その他はすべてベネズエラ産のカカオです。

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今まで何度か口にしましたが、ドモーリのチョコレートはどこまでもシンプル。
香りの複雑さ、深みはあるものの、そこにあるのはカカオ本来の姿。
流行に流されないブレない味がドモーリの魅力だと思います。

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希少価値の高いカカオを使用したこのタブレットは、もちろんどれをとっても美味。
中でも印象的なのは、

「ジャヴァブロンド」
スモーキーかつスパイシー。
かなりインパクトのある香りです。
くせがあり好き嫌いの分かれる風味ですが、この力強さには圧倒されました。

「プエルトマーレ」
ラインナップの中で、唯一カカオ75%。
まろやかでクリーミーな味わいから、酸味のある爽やかな風味に。
すべての面でバランスのとれた美味しさです。

「チュアオ」
やっぱりこれが一番好きですね。
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まず驚いたのはそのなめらかさ。
歯触り、くちどけが他とは明らかに違います。
ミルクが入ってると思わせるほどクリーミー。
穏やかな印象ながら、香りの強さ、持続性もありしばらく余韻を愉しめる味です。

これだけ小さな欠片でも満足感を得られるのが素晴らしい。
多くの方に味わってほしいチョコレートです。


種類別名称:チョコレート
内容量:各25g
原材料:カカオマス、砂糖
価格:4200円(6枚セット)

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