ここ数年でチョコレートフォンデュを扱うスイーツのお店が増えてきてるように思いますが、京都に“抹茶チョコレートフォンデュ”なるものがあることを知り、先日チョコ好きの友達と行ってまいりました。

京都、祇園にある『京洋菓子司ジュヴァンセル』というお店。
京都にいくつか店舗がありますが、抹茶チョコレートフォンデュが食べられるのは祇園店のみ。

facade
細い入口を入りエレベーターで上がった2階にお店があります。
隠れ家的な落ち着いた雰囲気で、お店の中は時間がゆっくり流れてるような心地よい空間。

interior
ケーキの種類も豊富でメニューはいろいろありましたが、迷わず抹茶チョコレートフォンデュ、正式名称『祇園フォンデュ』を注文。

待ってる間、抹茶の生チョコを出してくださいました。
これがまた美味しいこと。

fondu
そして来ました!祇園フォンデュ!
2段重ねの陶器の重箱で登場し、ふたを開けると・・・
フルーツ・ケーキ・だんご、などなど11種類の素材が綺麗に並んでます。
フルーツは季節によって変わるそうです。
どれもそのまま食べても美味しそうですが、コレを左の抹茶チョコにつけていただきます。

う、うまい・・・

抹茶の風味が濃厚。
しっかり渋みの効いた本格的なお味です。
素材によって抹茶との相性も様々ですが、中でも和菓子系はピッタリはまってたように思います。
個人的にはわらびもちが一番のヒット。
フルーツではバナナが意外と良かったです。

こちらのお店は2階にあることもあり、風情ある京都の町並みを眺めながら食事できるところも大きな魅力。
window
格子越しに外を眺めると、
舞妓さん、外国人観光客、着物姿の女性、学生さんなど、いろんな人が通ります。
いかにも京都といった趣のある様子が楽しめます。

さて、全部食べ終わったのですが、これで終わりではありません。

mattyamilk
店員さんがいいタイミングでやってきて、抹茶チョコの残りに暖かいミルクを注いでくれるんです。
かき混ぜて抹茶ミルクが完成。

この抹茶ミルク。抹茶チョコの残り具合で濃度が変わってきます。
私の場合、たっぷりチョコを付けていたので、やや薄味。
友達のものと比べても明らかに色が薄かったです・・・
最後まで素材を使いきる素晴らしいアイデアですね。
ほっこりした気分になる優しい味で最後を締めくくってくれました。


祇園フォンデュ・1260円