f0e51f62.jpgリンツで一番古いチョコレート。
と同時に、チョコレートの歴史においても革命的だったチョコレート『ビタースイートサーフィン』
 
 昔のチョコレートはざらざらしてて舌触りが悪かったのですが、1879年にスイス人ロドルフ・リンツによって発明されたコンチェ(チョコレートの生地を時間をかけて練り上げクリ−ミィに仕上げるもの)によって、余分な水分や匂いが取り除かれ味が均一になり、なめらかな舌触りが生まれたのです。
このときに作られたのがこのビタースイートサーフィン
発売から100年以上経った今でも、当時と変わらない材料とパッケージで売られています。

スイート100年以上も前に作られたものなので、正直今のチョコレートとは違うだろうと思いながら食べてみましたが・・・
これがなめらかで全く違和感がありません。
ビターという割には甘みがあって、カカオの香りもしっかりします。
現代の日本の板チョコにも通じるオーソドックスな美味しさです。

しかしこの味が当時に出来あがっていたと思うとほんと感心します。
チョコレートにおいて大きな革命だったんだなと、改めてリンツ氏のすごさを実感。
現代のなめらかなチョコの原点ともいえるこのチョコレートをぜひ多くの人に食べてもらいたいです。


100g ・ 270円