2014年07月

コロンビア シエラネバダ 70% (珈琲処豆屋 夢二香房)

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今回訪れたのは、奈良にあるコーヒー豆屋さん珈琲処豆屋 夢二香房

スペシャルティコーヒー豆を専門に扱うお店なのですが、気になる情報が入ったのでお話を聞きにいきました。

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店内へ入ると、様々なコーヒー豆が並んでいます。

その一角に・・

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ありました!カカオ豆

実はこちらのお店、あのカカオハンター小方さんからカカオ豆を仕入れ、販売・加工をされています。

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こちらが何か分かる方はすでにカカオマニアですね。

カカオマスや砂糖をミクロンの世界まで微粒化し、なめらかに練り上げるメランジャー
夢二香房さんではこの機械を海外から取り寄せチョコレート作りに使用されています。

(メランジャーは国内では販売されていませんが、カカオ豆を販売されている立花商店さんのオンラインショップを見ると、個人使用向けに輸入販売されているようです)

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これがメランジャーのパーツ。
2つの円錐状のストーンローラーがぐるぐると回り、カカオマスを細かくすり潰します。


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お店で作られた数種類のチョコレートを試食させていただきました。

焙炒温度や時間を変えて作られた3つのチョコレート。
いずれも原材料は”カカオ豆と砂糖のみ”。カカオ含有率は70%
コンチングは48時間〜60時間も行われています。

微妙な違いはあるものの、焙炒が強すぎると感じるものもなく、いずれもフルーティーでなめらかな仕上がり。
タブレットを一枚持ち帰ったので、味の感想は後ほど。


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ローストされたカカオ豆もいくつかいただきました。
どちらもコロンビア・シエラネバダ産カカオですが、色がはっきり違いますね。
一度に入荷するカカオは決して均一ではないようです。

味も少し違った印象を受けますが、どちらも苦味は少なく爽やかな酸味があります。
そのままでも十分おいしいと感じられる上質なカカオです。


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カフェスペースもある店内では、上質なコーヒーとともに季節に合わせたデザートを月変わりで提供されています。

自家製チョコレートを使った「フローズンチョコメレンゲ」
ふわっふわの食感とひんやり感が絶妙。しっかりカカオも香ります。


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そして、今回購入したタブレット。

パッケージやタブレットの型はまだ完成しておらず、仮の状態とのこと。

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使用するカカオはコロンビア・シエラネバダ産
カカオ豆と砂糖(甜菜糖)のみで作る、カカオ70%のダークチョコレート。
内容量30gと小振りなサイズです。

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まず感じるのはレーズンの香り。
レーズンのインパクトが強くて他の香りが見つかりにくいのですが、苦味も少なくフレッシュな酸味を感じます。
以前食べた、エミリーズチョコレート奥沢さんの「シエラネバダ 80%」に近い印象をうけます。

そして、こちらはコンチングを48時間も行ってるのが特徴。
そのため舌触りもよくとってもなめらか。
カカオバターを加えずにここまでなめらかに仕上がっているのはすごいですね。
余韻も長めです。


店内で試食したものは焙抄の違いだけでなく、製造日によっても印象は異なりました。
1ヶ月ほど寝かせると味が安定してくることも今まで感じたので、こちらでも製造から時間が経ったものは丸みを帯びた印象。
ただ出来立てのシャープな香りもまた味わい深く、同じカカオで作っても様々な楽しみ方があると実感できました。


夢二香房さんでは、まだ製造する量も少なくビーントゥバーはこれからという段階。
今年の秋頃から本格始動されるそうなので、今後どのように進化されるかも楽しみです。


名称チョコレート
原材料コロンビア産生カカオ豆、北海道産甜菜糖
内容量30g
製造者珈琲処豆屋 夢二香房
価格300円
Webサイトhttp://yume2coffee.com

店舗情報
所在地〒631-0804
奈良市神功4丁目25番地1−103
営業時間10:00〜19:00
定休日月曜日
TEL0742-72-2108



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マダガスカル 75%トリニタリオ&ヴォーティペリフェリペッパー (アケッソンズ)

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世界中のショコラティエやBean to Barメーカーへのカカオ提供を行っている「Akesson's/アケッソンズ」

以前マダガスカル産カカオ使用のタブレットをご紹介しましたが、今回も同じくマダガスカル産カカオの一枚。
しかし内容は大きく異なります。

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前回は、マダガスカルの自社農園、アンボリカピキィプランテーションで穫れたクリオロ種を使用。
今回のは、同じ農園のトリニタリオ種を使用してあります。
カカオ分はともに75%

そして注目したいのはスパイス。
何度聞いても覚えられない...”ヴォーティペリフェリペッパー”という名の胡椒を加えてあります。

イギリスで行われたアカデミーオブチョコレート2013にて金賞受賞を果たしたお味はいかに・・
(Best Flavoured Dark Chocolate Bar部門にて)

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これはスゴい!

第一印象はもはやチョコレートではありません。ペッパーそのもの。
スパイシーでありながらフローラルな香りさえ感じる独特の風味。
開封した瞬間から香りは漂ってるのですが、口に入れたときのインパクトは相当強いです。
もちろんそれだけではありません。

カカオはマダガスカル特有の酸味系。
口の中でゆっくり溶かしていくと、カカオの酸味とスパイシーなペッパーがリンクしてくる。繊細なくちどけも手伝っていつの間にか心地よくなってきます。
まるで一つの料理を味わっているような感覚ですね。


ある意味食べ手を選ぶタブレットかもしれません。
様々なカカオの風味を知ったうえで新しいものを求めたい。そういう方の欲求に答えるグルメなチョコレートだと言えそうです。


名称チョコレート
原材料カカオマス、砂糖、ココアバター、ワイルドペッパー、乳化剤(大豆由来レシチン)
内容量60g
原産国フランス
輸入者有限会社ぜろななはち
価格1,296円
Webサイトhttp://www.akessons-organic.com


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ストロベリーチョコレート(マエストラーニ)

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1852年創業、スイスチョコレート製造の老舗「Maestrani/マエストラーニ」

原材料はフェアトレード機構によって、IMO(スイスオーガニック認証機関)認定を受けたドミニカ共和国やボリビアなどの有機農家からスイスに運ばれ製造・加工されている100%オーガニックのチョコレートです。

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ホワイトチョコレートをベースに、ドライストロベリー、レモンパウダー、ブラックペッパーなどを配合。

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大粒のドライストロベリーがゴロゴロと。
食感も期待できますね。

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とってもフルーティー。
甘酸っぱいストロベリー風味に、スッキリした甘さのホワイトチョコレート。
つぶつぶ食感とピリッと引き締めるブラックペッパーがいいアクセントになってます。

食べてる間は控えめなブラックペッパーですが、後味にスパイシーさを残していくのがちょっぴり新鮮。
脇役ながら最後に主張してくるところがニクいです。

甘いだけではない大人のストロベリーチョコレートです。


名称チョコレート
原材料未精製糖、カカオバター、全粉乳、ドライストロベリー、ミルクパウダー、レモンパウダー、ブラックペッパー、大豆レシチン(遺伝子組み換えではない)、バーボンバニラ
内容量80g
原産国スイス
輸入者有限会社オーガニックフォレスト
価格864円
Webサイトhttp://www.maestrani.ch


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パレショコラ 柚子ソーダ (ベルアメール)

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ベルアメールの人気商品「パレショコラ」

こちらのシリーズはとにかく種類が豊富。
季節ごとに限定品が多数登場するので売場はいつも新鮮です。
春先にはこんなに華やかな限定品も出てました。


今回は夏っぽく爽やかな”炭酸系”を選んでみました。

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「ユズソーダ」

ミルクチョコレートの表面には銀色の粒がキラキラ輝いてます。

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”ソーダ”を表現しているのはパチパチキャンディ。
口の中がずーっとパチパチ弾けてます。

柚子の香りも強く、程よい苦味のある甘酸っぱさ。キャンディ効果とのダブルで清涼感たっぷりです。


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もう一枚は「レモンスカッシュ」
ホワイトチョコレートの甘さは結構強めですが、徐々に広がるレモンの酸味とパチパチキャンディの働きで後味はスッキリです。


パレショコラは食べやすいサイズ&手頃なお値段。
気軽にいろいろ試せるのも魅力です。


名称チョコレート
原材料砂糖、全粉乳、ココアバター、カカオマス、キャンディ、柚子粉末、トレハロース、乳化剤(大豆由来)、香料、炭酸、着色料(銀)
製造者ジェイ・ワークス(株)
価格一枚259円(種類によって異なります)
Webサイトhttp://www.belamer.jp/html/index.php


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明治ミルクチョコレート 新旧比較 (明治)

並べてみると、思った以上にサイズダウンしてました。
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今週リニューアルされた「明治ミルクチョコレート」

上が今週発売になった新しいもの。
下が今まで販売されてたもの。

店頭で見たときはそうでもありませんでしたが、手に取ってみるとやや違和感?
同じように感じた方もいらっしゃるのでは?

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とりあえず裏面を確認してみます。


内容量を比較すると、
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55g→50gに。

価格は据え置きで、内容量を減らすという実質的な値上げ。
原因はカカオ豆を始めとする原材料の価格上昇によるものでこの流れは数年前から続いています。
参考記事:ガーナミルクチョコレート新旧比較<2012年>

他メーカーを見てみると、森永では”チョコボール””ダース”も内容量が減りました。
今までは、価格が上がるよりは内容量を減らす方がまだいいかなと思っていたものの、ここまで小さくなってくると、一枚で得られる満足感まで下がってしまいます。(数年前は70gでした)

カカオ不足は今後の深刻な問題とされているため、しばらくこの流れは止められないのでしょうか。

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チョコレートを見比べると、さらに小さくなった印象。

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厚みは同じかな・・

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左が新型、右が旧型。
意外にも、新型の方がちょっと厚め?

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植物油脂を使用せずピュアな味を守っている明治ミルクチョコ。
発売当時から変わらない製法で、いつも安定したおいしさがあります。

一方で、ライバルの”ロッテ ガーナミルクチョコレート”はまだ55gのまま。
この5gの差は大きいかもしれません。

※追記
ロッテ ガーナミルクチョコレートは、2014年9月に50gに減量しました。



名称チョコレート
原材料砂糖、カカオマス、ココアバター、レシチン(大豆由来)、香料
内容量50g
エネルギー279kcal
価格103円
Webサイトhttp://www.meiji.co.jp/sweets/chocolate/mchoco/


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