2014年02月

アラウカ 70%CACAO(CACAO HUNTERS)

cacao hunter
チョコレート界で今注目の人物といえば、”カカオハンター”小方真弓さん
本日2月9日(日)、情熱大陸で特集されますね。

カカオマニアの方はご存知でしょうが、小方さんはカカオの品質向上や生産農家の発展のためにコロンビアを拠点に活動しておられるお方。

今まで小方さんの手がけたカカオ豆で作られたチョコレートをいくつか食べてきましたが、いずれもカカオがフルーツであることを実感できるものばかりでした。
そんな上質なカカオを提供してきた小方さんが、自ら手がけたカカオ豆でタブレットまで仕上げたのがこちら。

「CACAO HUNTERS」

cacao
「SIERRA NEVADA/シエラネバダ 64%CACAO」
「ARAUCA/アラウカ 70%CACAO」
「TUMACO/トゥマコ 70%CACAO」
「SIERRA NEVADA/シエラネバダ 52%CACAO (ミルク)」

の4種類。

いずれも、コロンビアの各地域でとれたカカオ豆を使い、コロンビア国内で製造されたチョコレートです。

最近よく見るカカオポッドのイラストも、小方さんが使うと説得力ありますね。
素敵なパッケージです。


colombia
パッケージ内側にはテイスティングヒントが。

例えばシエラネバダ52%だと、
”ミルク ”、”レーズン ”、”蜂蜜/黒糖 ”、”赤い果実”などを感じることができると。

カカオハンター
チョコレートの色合いも様々。

%が違うとは言え、同じコロンビアで栽培されたカカオにも関わらず、食べたときの印象は大きく違います。

中でも気になったのがこちら。

「ARAUCA/アラウカ 70%CACAO」
コロンビア
まず、食べる前にチョコレートを割るときの音を意識したことありますか?

こちらはパキッと乾いた心地よい音がします。
なかには音の鈍いものもあるので、音に注意して割ってみてください。


口に入れる前からインパクトの強い香りです。
スパイシーな香りが続きつつ、蜂蜜やナッツの香りも。
柑橘系を思わせるフルーティーさも感じられる豊かな味わいです。
くちどけもなめらか。


「SIERRA NEVADA/シエラネバダ 52%CACAO」
ogata
4種類のうち、唯一のミルクチョコレート
しかしカカオ分52%と高めの数字です。

まろやかなミルクチョコレートですが、しっかりカカオのフルーツ感や酸味を実感できます。
一般的なミルクチョコレートではまず感じることのない香りがたっぷり。
黒糖を思わせる素朴な甘みも特徴でしょうか。

まだ少しかじっただけですが、食べるごとに新しい発見がありそうです。


ちなみに、こちらのタブレット。
現在は大阪の阪急うめだ本店でのみ販売されていますが、
本日売場を訪れたところすべて完売しておりました。(2月9日現在)

時期は未定ですが、また登場する機会があるようなので、ご興味のある方は情報を随時チェックしましょう。

※追記
2月12日入荷したようです。
残り数日。今のうちです!


名称チョコレート
原材料カカオマス、砂糖、ココアバター、レシチン(大豆由来)
<※シエラネバダ52%>カカオマス、砂糖、全粉乳、ココアバター、レシチン(大豆由来)
内容量各28g
原産国コロンビア
輸入者CAFE CACAO 小方真弓
価格各662円
Facebook
ページ
https://www.facebook.com/CAFECACAO.CO


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オールメイドインガーナチョコレート (本当のガーナチョコレートを作るプロジェクト)

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現在、阪急うめだ本店で開催中のタブレットチョコレートミュージアムで購入した一枚がこちら。

「オールメイドインガーナチョコレート」
こちらを作ったのは、”本当のガーナチョコレートを作るプロジェクト”
ガーナの文化やカカオ生産者達の現状を日本で伝える活動をしたり、ガーナ産カカオ豆を使ったチョコレート作りのワークショップを開催している団体です。(Facebookページ


ghana1
まず目につくのは独特のパッケージ。
”ケンテ”と呼ばれるガーナの伝統的な織物で包まれています。

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チョコレートを買う時、裏側のラベルを見ると、どういうタイプのチョコレートか分かります。

まず注目すべきは、”原産国:ガーナ”

ガーナは世界第二位のカカオ生産大国。
日本のチョコレートで使用されるカカオの約85%がガーナ産カカオなので、実は日本人にはとっては馴染み深いカカオでもあります。

しかしガーナのカカオを使って、ガーナでチョコレートまで作っているのはほんのわずか。
自分たちが栽培しているカカオがどのようにチョコレートになるのかを知らないカカオ農家がほとんどなのです。
そんな現状の中で、プロジェクトの代表、宮坂さんがガーナに滞在し、カカオ農家の方と生活を共にしながら作り上げたのが今回のチョコレート。

カカオの収穫から完成形のチョコレートになるまですべてをガーナで行った、正真正銘オールメイドインガーナチョコレートなのです。


次に、原材料は”カカオ豆と砂糖”のみ。
あくまでカカオの風味を大切にしたチョコレートであることが伝わりますね。


そしてプロジェクトをバックアップしているのは、立花商店さん。
カカオ原料などの卸売りをしている立花商店さんは、アフリカを中心とするカカオ産業を裏側から支えている会社。
Webサイトでは、カカオ/チョコレートに関する貴重な情報や、鋭い視点でのタブレット情報などもあり、私もいつも参考にしています。


マニア目線で見ると、ラベルだけで長くなってしまいますね。。。

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ケンテを開くと、チョコレートらしいパッケージで登場です。

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パッケージ裏側には、プロジェクトの経緯やこのチョコレートにかける想いが綴られています。

まさに生産者の顔の見えるチョコレート。

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カカオポッドの絵が入ったモールドで作られたタブレット。


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裏側は大粒のカカオニブがたっぷり。かなり大胆です。

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今まで、ガーナ産カカオ使用のチョコレートは何度も食べてきましたが、そのどれとも異なる風味がします。

カカオの香りが押し寄せるダイナミックな味わい。
ほのかにフルーツを思わせる香りがします。
たっぷりのニブからは豆そのものの香ばしさも感じられますね。

そして気になるのは食感。

ここ最近、カカオ豆と砂糖だけで作られるチョコレートはちょくちょく見かけるようになりましたが、いずれも粒子が粗く一般的なチョコレートとはタイプの違う仕上がりです。
もちろん、あえてそうして作っているのもありますが、現実にカカオ豆と砂糖だけでチョコレートらしいなめらかさを出すのは難しいことでもあります。

一方こちらは、ややドライな食感ながら粒子は細かく、くちどけもなめらか。
しっかり作り込まれたチョコレートから、作り手の本気が伝わってきます。


こちらはワークショップの様子。
ghana
今回、阪急百貨店の祝祭広場でも開催されたので私も参加してきました。

カカオ豆からチョコレートになるまで、今注目のBean to Barを楽しく体験できます。
どのようにチョコレートが出来上がるかを知ると、今後チョコレートに対する見方も少し変わるかもしれません。

ワークショップは定期的に開催しているようなので、チョコレートをもっと知りたい方、豆からの手作りに興味がある方はぜひとも参加してみてください!

名称チョコレート
原材料カカオ豆、砂糖
内容量48g
原産国ガーナ
輸入者立花商店
価格1050円
Facebook
ページ
本当のガーナチョコレートを作るプロジェクト
https://www.facebook.com/realghanachoco


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タブレットチョコレートミュージアム 阪急うめだ本店

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いよいよバレンタインデーも近づいてきましたね。

各百貨店では、それぞれ趣向を凝らしたバレンタインイベントが開かれていますが、中でも注目したいのが、大阪の阪急うめだ本店で開かれている”チョコレート博覧会”
・・の一角にある「タブレットチョコレートミュージアム」

バレンタインデーというと、やはりボンボンショコラが主流ですよね。
どこの売場へ行ってもキレイなボンボンショコラを見かけることが多いです。

そんな中、今年の阪急さんは目の付け所が違います。
少しずつ広まりつつある「Bean to Bar/ビーントゥバー」の流れからか、タブレットを豊富にラインナップ。
その数、30ブランド200種類!
(※ビーントゥバーについてはこちらの記事で)
もちろん毎年規模が大きいイベントですので、ボンボンショコラなどもかなりの数が揃っています。

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注目は、カカオハンター小方真弓さんが手がけたコロンビア産チョコレート。
誰よりもカカオを知り尽くす小方さん。会場で連日セミナーやテイスティングを開催されています。
まだ一部空席があるようですので、お時間ある方は参加されてみてはいかがでしょう。
セミナースケジュール
こちらのチョコレートは全種類購入したので、後日紹介します。

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エミリーズさんを発見。
ビーントゥバーが話題になる前から、上質なタブレットを地道に作り続けている「エミリーズチョコレート奥沢」さんも関西初上陸。


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今回チェックしたかったチョコレートの一つ。
「本当のガーナチョコレートを作るプロジェクト」のオリジナルタブレット。

こちらもぜひ多くの方に知っていただきたいチョコレート。
後日紹介したいと思います。

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日本初上陸のブランドもあり、この会場でしか買えないタブレットが多数。
もうここに住みたいくらい素敵なスペースです・・・

お近くのかたもそうでない方も、ぜひ行ってみましょう!


阪急うめだ本店
◎2月14日(金)まで ※催し最終日は午後9時終了
◎9階催場・祝祭広場
※金・土曜日と2月10日(月)〜14日(金)は9階催場と食品フロア午後9時まで
http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/h/valentine2014/top.html


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