ブラジル産カカオを使用したブラジル産チョコレート。
最後に紹介するのは「Mendoa'/メンドア」。
一般的に、カカオ生産国とチョコレート消費国は異なる場合が多いのですが、ブラジルはカカオ、チョコレート生産大国であり、消費大国でもあります。
最近日本をはじめ世界でBean to Barのチョコレートが注目されてきましたが、ブラジルでは至極自然なことかもしれません。
2013年に創業したばかりのMendoa'(メンドア)。
チョコレート作りに先立ち、カカオの品質向上、管理を目的した研究所を立ち上げ、徹底したカカオの分析研究の末、高品質チョコレートの製造に着手した新しいチョコレート会社です。
ブラジリアンナッツ、ココナッツ、コーヒーなど、ブラジルならではの素材を使用しているのも特徴です。
先に紹介した2社に比べ、パッケージが洗練されている印象を受けますね。
一口サイズのチョコレートが個包装で12枚入。
こちらはカカオ50%のミルクチョコレート「AO LEITE」。
高めの%だけ見ても、方向性がはっきり感じられます。
独特のミルクの風味に、しっかりと感じるカカオのほろ苦さ。
ナッツの香りも強いです。
ややクセを感じる味わいですが、一般的なミルクチョコレートにはない濃厚さがあります。
カカオ70%のダークチョコレート。
樹木を思わせる個性的な香り。
ナッツやコーヒーのような香りも感じます。
濃厚なカカオ感ながら、中盤からはスッキリした酸味の広がる爽やかな味わい。
その他、コーヒーやココナッツなどブラジルらしさが感じられるチョコレートも味わい深いです。
今回紹介した3つのブランドはまだ日本では販売されていませんが、
カカオ生産国であるブラジルが本格派チョコレートに力を入れ始めたのはいい流れだと思いますし、今後世界でも注目されてくるかと思います。
ブラジルのTree to barは、意欲的なカカオ生産者たちが、カカオ豆の栽培、販売にとどまらず、チョコレート作りにも取り組み初めた段階。
まだチョコレート先進国の品質には及ばず、荒削り感は否めません。
しかしそれ故に、可能性があり今後の進化が楽しみです!
名称 | チョコレート |
---|---|
原材料 | 「70%」カカオマス、砂糖、カカオバター、乳化剤(大豆由来) |
内容量 | 60g(12枚) |
原産国 | ブラジル |
Webサイト | http://mendoachocolates.com.br |
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