
アイルランドのチョコレートブランド「Butlers/バトラーズ」
1932年にマリオン・バトラーさんの作るハンドメイドチョコレートのお店としてスタート。
本国では、ラグジュアリーなチョコレートブランドとして知名度が高く、首都ダブリンを中心に多くのカフェも展開しています。
購入したのは、ダークチョコレートにアーモンド&オレンジを組み合わせたタブレット。

開封すると、軽くブルームしてますね。。。
皆さんもチョコレートの表面が白くなったことありませんか?
これは「ブルーム」と呼ばれる現象。
ブルームには大きく分けて2種類あり、1つは「ファットブルーム」
これはカカオバターが原因で起こるもの。
カカオバターは28℃前後で溶け始め、30℃以上になると分離し表面に出てきます。
それをそのまま冷やすと、浮き出たカカオバターが結晶となって固まってしまいます。
2つ目は「シュガーブルーム」
こちらは砂糖が原因で起こるもの。
急激な温度変化を与えると、チョコレートの表面に水滴がつきます。
その水滴にチョコレートに含まれている砂糖が溶け出てしまって、そのまま水滴が蒸発すると、砂糖が結晶となり白くなってしまいます。
ブルームが起きたチョコレートは食べても害はありませんが、本来の口あたりや風味が損なわれてしまいます。
私は人一倍チョコレートの温度管理には気を遣っているので、ブルーム現象を見ることはほぼありませんが、夏場はどうしても温度差を避けることはできないので深刻な問題です。
また自分が気を付けてても、稀にですがお店の商品管理状態によってすでに起こっている場合もあります。
どちらにしても、最良の状態で食べられないのは悔しいですね。

ブルームにより若干パサつきがありますが、風味は悪くないです。
溶けだすとしっとりなめらかで、カカオも香ってきます。
オレンジとアーモンド。
よくある組み合わせですが、だからこそチョコレートとの相性は抜群。
オレンジの爽やかな酸味もあり、アーモンドの香ばしさも感じます。
次回食べるときは完全な状態で味わいます。
名称 | チョコレート |
---|---|
原材料 | ココアマス、砂糖、ココアバター、アーモンド、オレンジピール、コーンシロップ、甘蔗糖、ドライパイナップル、乳化剤(大豆由来)、クエン酸、香料 |
内容量 | 100g |
原産国 | アイルランド |
輸入者 | 株式会社大友商事 |
価格 | 473円(輸入食材店) |
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