2012年04月

ラジョラス ラ ホヤ 70% (カカオサンパカ)

rajolas

カカオサンパカラジョラス(板チョコレート)
ベネズエラ71%に続き、2枚目は「ラ ホヤ 70%」

上質なカカオで知られるカカオサンパカですが、その中でも希少価値の高いメキシコ産カカオを使用したチョコレートが2種類あります。
mexico_tabasco


一つは「ショコヌスコ/Xoconusco」
マヤやアステカの時代に良質なカカオが栽培されていた、メキシコ南部ソコヌスコ地域のカカオを使用。
ショコヌスコのボンボンショコラを食べたことがありますが、とても穏やかで上品な風味でした。
以前紹介した、ボナのカカオ・レアル・デル・ソコヌスコもこの地域のカカオを使用したタブレットです。

そして今回紹介するのが、二つ目の「ラ ホヤ/La Joya」
メキシコ・タバスコ州のラ ホヤ農園で収穫されたカカオを使用。
”宝石”と呼ばれるホワイトクリオロ種です。(白いカカオ豆)

他のダークチョコレートは1枚1000円弱ですが、こちらは1枚2160円
(ショコヌスコは1680円)
購入するのに少し勇気のいる価格です。

cacao
ラジョラスはシンプルかつ上質なパッケージ。
ただ気になったのは、すべて共通なんですよね。

「ラ ホヤ」や「ショコヌスコ」は特別な位置付けなので、パッケージも少し工夫があると嬉しいです。
lajoya
ちなみに、スペインではこのようなパッケージ。
こっちの方がいいかも・・・


では開けてみましょう。

lahoja
おおっと、
驚くべき鮮やかさ。
これでカカオ70%ですよ。

明るい色はホワイトクリオロ種の特徴でもあります。
分かりやすく、前回のベネズエラ71%(クリオロ種)と並べてみると・・・
criollo
全然色が違いますね。
カカオ全生産量の1%以下とも言われるクリオロ種でも、さらに細かい種類によって全く違った性質をもっています。

ちなみに、色のインパクトの強かったドモーリの「グアサーレ」を一緒に並べてみました。
いい勝負ですね。
どちらもミルクが入っててもおかしくない程の色調です。


それではいただきます。
70%
非常に澄んだ香りです。

雑味のないスッキリと爽やかなカカオの風味。
もっとクリーミーなものを想像してましたが、意外にも酸味が強いです。
ただ酸味と言ってもナチュラルで品があり、酸味が苦手な方でもいけそうな気がします。

レーズンを思わせる香りは、まるでフルーツを食べてるかのよう。
カカオの奥深さを感じさせます。


名称:チョコレート
原材料:カカオペースト、砂糖、カカオバター、レシチン(大豆由来)
内容量:50g
価格:2160円(カカオサンパカ 梅田大丸店)

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カカオサンパカ 大丸梅田店
所在地:大阪府大阪市北区梅田3-1-1 大丸梅田店7階
電話:06-6341-7470
定休日:大丸梅田店に準ずる
営業時間:10:00〜20:00(L.O.19:30)
HP:http://www.cacaosampaka.jp/home.html(オンラインショップ有)

ラジョラス ベネズエラ71% (カカオサンパカ)

cacaosampaka
久々にカカオサンパカへ行きました。

お目当ては「ラジョラス(板チョコレート)」

関西ではカカオにこだわったタブレットを扱うお店が少ないです。
そんな中、スペイン王室御用達チョコレートブランドであるカカオサンパカは、純粋なカカオを堪能できる貴重なお店です。


ラジョラスはバラエティ豊かなフレーバーが多数あります。
一番人気はホワイトチョコレートにバラとストロベリーを合わせた「ロサス イ フレサス」のようですが、やはりここではハイカカオをセレクトしたいですね。

そんなわけで、産地別のダークチョコレートを2枚購入。


まずは、「ベネズエラ 71%」

rajolas
ある意味ベタなセレクトになっちゃいましたが、ベネズエラ産カカオのタブレットは安定した美味しさがあるのも事実。

カカオの品種はクリオロ種です。

venezuela
潔い形ですね。
チョコレートに溝はなく、ブランド名が記されているのみ。
厚みは約5ミリと薄いです。

71%
クリオロ種特有のまろやかさ。
苦味や酸味はほとんどありません。

甘くてマイルドなカカオからは、シナモンやアーモンドを思わせる香りも漂ってきます。
豊かな風味が実感できるうえ、くちどけも上品。
完成度高いですね。


次回は、ラジョラスで一番レアで高価な1枚をご紹介。
週末にじっくりレビューします。


名称:チョコレート
原材料:カカオペースト、砂糖、カカオバター、レシチン(大豆由来)
内容量:50g
価格:987円(カカオサンパカ 梅田大丸店)

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カカオサンパカ 大丸梅田店
所在地:大阪府大阪市北区梅田3-1-1 大丸梅田店7階
電話:06-6341-7470
定休日:大丸梅田店に準ずる
営業時間:10:00〜20:00(L.O.19:30)
HP:http://www.cacaosampaka.jp/home.html(オンラインショップ有)

ローチョコレート アガベネクター/ココナッツネクター (トニックシーン)

tonicscene
久しぶりにローチョコレートを購入しました。
(関連記事:ルクマ&マカ オーガニックローチョコレート

トニックシーンは南カリフォルニアのサーフコミュニティーDana Point にあるローフード専門の小さなメーカー。
日本では、ゾッターを販売する会社が商品を取り扱っているそうです。
数あるラインナップから、一番シンプルな2種類を試してみようと思います。


ローチョコレートの「ロー」とは、「非加熱」を意味し、
つまりローストしない生のカカオを使用したチョコレートです。
酵素や栄養素を壊さないよう、低温で作られています。
チョコレート通向けというよりは、ヴィーガンやローフーディスト向けの商品と言えるでしょう。

一般的なチョコレートに使用されるカカオはローストされています。
こちらのローチョコレートは、カカオ豆を天日でゆっくり乾燥、その後コールドプレスによってカカオパウダーとカカオバターを抽出する「ローフード」製法で作られます。

そのため原材料表示も少し変わってます。
カカオ70%のダークチョコレートですが、”カカオバター”がトップ、次に”カカオパウダー”。そしてシロップとなってます。
この時点で、大きく味わいが異なるのは想像出来ますね。


まずは、「アガベネクター」から。

agave
甘味は、砂糖の代わりにアガベシロップ(メキシコ・テキーラ産)を使用。
通常の砂糖と比べて摂取後の血糖値の上昇がより緩やかなんだとか。

nectar
カカオの香りは強いです。
程よい苦味にフルーティーな香りも。
スッキリとストレートに香りが広がりますね。

そして、独特の食感。
一般的なチョコレートのようにパリッと割れる感じはなく、静かに崩れる感じ。
粒子は粗いながらも、歯ごたえはソフトでなめらかな舌触り。
スーッと自然に溶けていきます。
ラストに苦味が少し残るのも特徴でしょうか。


次は「ココナッツネクター」

coconut
こちらは砂糖の代わりにココナッツシロップ(フィリピン産)を使用。

70%cacao
こちらもカカオの風味がはっきりしていますが、カカオ以外の風味(ココナッツシロップ)がやや主張するように感じます。
同じカカオを使用しているかは分かりませんが、シロップの関係か、こちらの方が酸味が引き立っているようにも感じます。

比べてみると、アガベの方が甘味が強い印象がありますね。

個人的にはなかなかの好感触。
意外とくせになるかも?


名称:チョコレート
原材料:<アガベネクター>カカオバター、カカオパウダー、アガベシロップ
<ココナッツネクター>カカオバター、カカオパウダー、ココナッツシロップ
内容量:28g
価格:各400円

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シャルロッテ・カレ (ロッテ)

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今週発売になったシャルロッテの新作。
今回は、なんと4種類同時発売です。

ラインナップは、
シャルロッテ・カレが2種類<カカオ&グリーンティー/カカオ&コーヒー>。
さらに、シャルロッテ・アイから2種類<バニラホワイト/フランボワーズ>。

今回はシャルロッテ・カレをご紹介。
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今までのシャルロッテは薄型のチョコレートの中に生チョコレートが入ってました。
こちらは詰め物はなく、薄型のチョコレートを2層に重ねたタイプ。


「カカオ&グリーンティー」
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抹茶の香りが豊か。
セミビターチョコレートのほろ苦さに、春らしい軽やかな抹茶風味がマッチしています。

生チョコが入ってるタイプに比べると、食感にやや物足りなさを感じますが、
上品なくちどけと香りは十分味わえます。


「カカオ&コーヒー」
CIMG0417
こちらも香りがいいですね。
濃厚なだけでない、フレッシュさを感じさせるコーヒー風味。

繊細なくちどけもシャルロッテシリーズの魅力です。


名称:チョコレート
原材料:<グリーンティー>砂糖、ココアバター、カカオマス、乳糖、全粉乳、植物油脂、ホエイパウダー、抹茶、乳化剤(大豆由来)、香料、クチナシ色素
<コーヒー>砂糖、ココアバター、カカオマス、乳糖、全粉乳、植物油脂、ホエイパウダー、コーヒー、乳化剤(大豆由来)、カラメル色素、香料
内容量:各64g
エネルギー:各384kcal(1枚当り32kcal)
価格:各228円(スーパー)

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ポテトチップチョコレート マイルドビター (ロイズ)

royce
ロイズの人気商品ポテトチップチョコレートに、「マイルドビター」が新登場。

オリジナルの後、フロマージュブランキャラメルが登場しましたが、意外にもビターはありませんでした。

potato
内容量はたっぷり190g。

ポテトチップスの片面にビターチョコレートをコーティングしてあります。

choco
ポテトチップスにチョコレートをコーティングした類似品はここ数年よく見かけるようになりました。
しかし、ロイズの完成度はさすが。

ポテトチップスの厚みといい、チョコレートの割合といい、独特の食感はロイズならではですね。
今回は甘さを抑えたチョコレートなので、ポテトチップスとの馴染み方がごく自然。
絶妙な塩加減により、ほろ苦いカカオの風味が引き立っています。

唯一問題点を挙げるとすれば・・・

食べ出すと止まりません(笑)
塩味と甘味が交互に訪れるため、つい手が伸びてしまいます。
皆様、食べ過ぎにはご注意を。


名称:チョコレート菓子
原材料:ポテトチップス(ジャガイモ<遺伝子組み換えでない>、植物油脂、食塩)、砂糖、カカオマス、ココアバター、全粉乳、乳化剤(大豆由来)、香料
内容量:190g
価格:693円(北海道物産展)
【百貨店の催事情報はこちらでご確認ください。】

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