2011年07月

カカオが香る 濃厚チョコアイス (Dari K)

暑い日が続きますね。
こんなときは冷たいものが欲しくなります。
1
そこで今回、京都のDari Kさんからチョコレートアイスをお取り寄せ。

チョコレートばかり食べている私も、夏場はアイスクリームを食べる機会が増えます。
しかし、チョコレート系を選ぶことは稀。
それは、アイスにチョコレートの濃厚さを求めるとどうしても物足りないんです。

そんな中、こちらはカカオ豆からチョコレートを作っているDari Kさんのアイスクリーム。
以前お店に訪れたとき、もうすぐチョコレートアイスを発売するとの話を聞いて、このお店ならひと味違うものを出してくるのでは・・・と、楽しみにしていました。


早速見てみましょう。
2
一見、ごく普通のチョコレートアイスに見えますが、


3
よく見るとポツポツと黒い斑点があります。

これは、焙煎したてのカカオのペーストをふんだんに使用することによるカカオの粒
高級バニラアイスに見られるバニラビーンズのようですね。



この時点でスプーンを入れたいところですが、

このアイスはもう一手間かけます。

5

なんと、仕上げにローストカカオ豆をトッピング!

アイスとは別にカカオ豆が付いていて(1カップにつき3粒)、このカカオ豆の殻を剥いて、小さく砕いてアイスの上にまぶします。
4
そして、これが完成形。

こんな大胆なチョコレートアイスは初めて。
カカオマニアの琴線をくすぐる演出です。

では、いただきます。




・・・待ってました。こういうアイスを。

焙煎したてのカカオ豆からくる新鮮なカカオと、じんわり広がるアイスクリームのカカオ。
濃厚という言葉では表現しきれない独特のカカオ感に、一口目からノックアウトです。

そのままのカカオ豆では苦いのでは?と思う方もいるでしょう。
そこは大丈夫。
アイスとの調和で程よく和らいでいるうえ、そこから生まれるのは芳香なカカオの風味のみ。
チョコチップでは味わえない深みがあり、食感のアクセントとしてもGood。

アイスクリーム単体でも十分楽しめますが、カカオ豆とのマッチングこそ、このアイスクリームの醍醐味。
普通のチョコレートアイスでは物足りないという、チョコレート通の方でも満足できるんじゃないでしょうか。

チョコレートアイスならぬ、カカオアイスです。


種類別名称:アイスクリーム
原材料:牛乳、糖類(砂糖、果糖ブドウ糖液等)、乳製品、カカオマス、チョコレート、卵黄、ココアパウダー、洋酒、乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、香料
内容量:120ml
価格:2500円<5個入り送料込>(Dari K オンラインショップ

チョコレート ディ モディカ オレンジの皮 (アンティカ ドルチェリア リッツァ)

1
36℃でも溶けにくい「モディカチョコレート」。

前回までは25gのミニサイズを紹介しましたが、こちらはたっぷり100g
2
ずっしり厚みがあります。

購入してから、30℃以上にもなる常温で保管していましたが溶けることはありません。
食べたいときにすぐ食べれるので、冷蔵庫で冷やす必要がないのはありがたいです。

このチョコレートのように、古代アステカの製法で作られているのは世界でもごくわずか。
広く受け継がれない理由として、この見た目もあるでしょう。
現代のチョコレートは外観も大事な要素。
正直、こちらは見栄えがいいとは言えません。
3
ご覧の通り、中にはオレンジピールが含まれています。

このザクザクした食感もだんだん自然に感じてきました。
さらにこちらはオレンジピールの弾力ある歯ごたえも加わるので、実に味わい深いです。

カカオの力強い風味が全面に出ながらも、オレンジの爽やかさがうまく調和。
今まで食べてきたオレンジ系チョコレートとは基本的な構造が違うので、チョコとオレンジの相性を違う角度から味わえる一品です。

全部で4種類いただきましたが、味に一貫性があり、このブランドらしさがしっかり表れています。
こういうところも大事ですね。


名称:チョコレート
原材料:カカオマス、砂糖、オレンジの皮
内容量:100g
価格:997円




チョコレート ディ モディカ エッセンシャル シチリアの柑橘類 (アンティカ ドルチェリア リッツァ)

1
36℃でも溶けにくい「モディカチョコレート」。
今回は他の味を紹介します。

まずは、「シチリアの柑橘類」
2
ブランドのロゴはいかにもイタリアらしいですね。
サッカークラブのロゴを彷彿させます。

3
見た目はプレーンタイプと変わりないようですが、ほのかに涼しげな香りが漂っています。

前回、ザクザクした食感と書きましたが、決して堅くはなく、少し歯を入れるだけで崩れるソフトなものです。

思ったより柑橘系の香りは弱め。
あくまでカカオが主役といったコンセプトのようです。


「トラパニーの塩」
4
トラパニーとは、シチリア島西部の塩田で有名な町。
“トラーパニ、トラパニ”と呼ぶのが一般的なようです。

大粒の塩がポツポツと見受けられますが、量が少ないため効き具合もひかえめ。
たまに大粒の塩に当たると、ピリッと引き締まります。

カカオと砂糖が溶け合っていないため、砂糖がジャリッとするのも特徴。
甘みの広がり方も一般的なチョコレートとはひと味違います。


名称:チョコレート
原材料:<シチリアの柑橘類>カカオマス、砂糖、マンダリンオレンジ
    <トラパニーの塩>カカオマス、砂糖、トラパニーの塩
内容量:25g
価格:441円




チョコレート ディ モディカ エッセンシャル (アンティカ ドルチェリア リッツァ)

この時期、チョコレートの温度管理には気を使いますね。

お店で買って持って帰るとき、冷蔵庫で保管した後、少し常温において食べごろを待つなど、何かと面倒な思いをするのが今の季節。

溶けやすい性質を持つチョコレートならではの悩みですが、
溶けないチョコレートがあったらいいのに・・・なんて思うことありませんか?



ありました。
1
こちらはイタリア産の「モディカチョコレート」

正確には、溶けないチョコレートではなく、摂氏36℃でも溶けにくいチョコレート

一般的なチョコレートは、ココアバターの性質から、28℃前後で溶け始め、30℃以上の高温になると完全に溶けてしまいます。
しかし、こちらのモディカチョコは、36℃でも溶けないといいます。


その秘密は製造工程にありました。

現在主流のチョコレートの製法ではなく、古代アステカ伝来の手作り製法によって作られています。

その古代の製法とは?

原材料はカカオ豆、砂糖、香辛料だけ。
カカオ豆からカカオバターを取り除かない。
カカオの香り成分と砂糖の結晶が融けないように、製造工程中は決して45℃以上に加熱をしない。低温のまま全てが均一になるよう時間をかけてゆっくり混ぜ合わせる。

これにより、通常では分散してしまうカカオの香りを保つことができ、ポリフェノール、ギャバの含有が多くなり、さらに36℃でも溶けにくいチョコレートに仕上がるそうです。

2
この商品、ネットショップで購入したのですが、クール便ではなく通常便で送られてきました。
この時期のチョコレートの扱いとしては信じられません。

いくら溶けにくいとはいえ、大丈夫か?と心配しましたが、
開けてみると問題なし

なるほど。
これがモディカチョコレートの実力ですか。



まずは、一番シンプルなプレーンタイプからいただきました。
3
見るからにザラッとした質感。
この時点で普通のチョコとは違うのがわかりますね。

しかし原材料は、カカオマス砂糖のみ。
れっきとしたチョコレートです。
4
さらに、断面はこんな感じ。

予想通り、食感は私達の知っているチョコレートではありません。
とろけるようなくちどけはなく、ザクザクした歯ごたえ。
噛むと、ホロッと崩れる感じです。
しかし香りはまさしくカカオであり、チョコレートそのもの。

しばらく舌の上に置いてると、部分的に溶けてゆき、砂糖が完全に分離していきます。不思議な食感です。

以前、メキシコの伝統的製法で作られたチョコレートを戴いたことがあるのですが、おそらくそれと同じ製法なのでしょう。
食感がよく似ています。

この独特の味わいは、正直、賛否両論分かれるでしょう。
ただ、夏場でも溶けにくいということは、持ち歩き可能でどこでも食べれるということ。
元々、栄養補給には適しているチョコレートだけに、アウトドアスポーツ、レジャーなど、様々なシーンで活用できそうです。


溶けないチョコレートといえば、ハーシー社のアメリカ軍用チョコレート「デザートバー」も気になる存在。
今だ未体験ですが、こちらは摂氏60℃でも溶けないといいます。
知れば知るほど深いチョコレートの世界。
まだまだ未知のチョコレートが眠っていそうです。


名称:チョコレート
原材料:カカオマス、砂糖
内容量:25g
価格:441円

チョコレート ディ モディカ 25g10P23oct10

チョコレート ディ モディカ 25g10P23oct10
価格:441円(税込、送料別)

ビッグクリスタル (チロルチョコ)

1
見てるだけで涼しいですねぇ。

こちらは、スケルトン仕様のビッグチロル

各社、工夫を凝らした商品を投入するなか、一際インパクトのあるチロルの新作。
思わず手に取ってしまう見事なパッケージだと思います。

2
味は、「すっぱいレモン」「いちごソフト」「ひんやりミント」の3種類。
計15個入り。

毎度のことながら数種類の絵柄があり、組み合わせはランダム。
こちらは偏りがあったため、「チ・ロ・ル・チ・ヨ・コ」にはならず。。。

3
「すっぱいレモン」
弾けるような酸味とグミの食感が、夏らしく、またチロルらしい味わいです。

「いちごソフト」
薄いいちご風味と控えめな甘さ。
ものすごくあっさりしてます。
4
「ひんやりミント」
ミントとビターチョコでスッキリした味わい。
ひんやり感は弱いですが、中のマシュマロが新鮮な食感です。


また、特典として、
5
チロル型の氷ができる「チロル製氷機」が当たるキャンペーンもやってます。


※追記(2011/8/31)

上記のキャンペーンにこっそり応募していたのですが・・・

a
当選しました!
b
早速、使用しています。
チョコレートのモールドとしてどうかと思ったのですが、材質的に無理がありそうですね。


c

チロルの氷で飲む酒は格別(笑)


チロルチョコ株式会社様、ありがとうございました。


名称:準チョコレート
原材料:砂糖、乳糖、植物油脂、水飴、ココアバター、全粉乳、小麦粉、カカオマス、マルトデキストリン、果糖、ココアパウダー、麦芽糖、果糖ぶどう糖液糖、練乳パウダー、ゼラチン、ショートニング、還元水飴、レモン濃縮果汁、クリームパウダー、バター、脱脂粉乳、モルトエキス、食塩、オブラートパウダー、コーンスターチ、酸味料、ソルビトール、乳化剤(大豆由来)、香料、着色料(野菜色素、カロチノイド、紅花黄、クチナシ)、光沢剤、増粘剤(ペクチン)
内容量:15個
エネルギー:492kcal
価格:300円(スーパー)

【チョコレート検索】
Categories
プロフィール














Recent Comments
Archives