2011年06月

カライブ (なかたに亭)

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先月リニューアルオープンした、なかたに亭

実はリニューアルしてすぐお店に行ったのですが、さすが人気店。
夕方に訪れたためケーキがほとんどありませんでした。

今回は早い時間に行って、無事お目当てのケーキをゲット!

それがこちら。

「カライブ」
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艶やかなビターチョコレートが美しいですね。
カリブ諸島産のカカオを使ったチョコレート尽くしのケーキです。


一目見て気になったのがこの部分。
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トップには半分に切られたトリュフが乗っています。

さらに、サイドは
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カカオニブを含んだ極薄のビターチョコレートをデコレーション。

上のトリュフは、おそらく以前紹介したこちらじゃないでしょうか。
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トリュフ・ナチュール

なんと贅沢なトッピング。
チョコレート好きにはたまりません。


中は、たっぷりのチョコレートムースと控えめなスポンジ。

まず、しっかり香るビターチョコレートに心を掴まれます。
濃厚なんだけど、柔らかいムースが多くを占めているため重くは感じません。

このケーキ部分だけで満足できそうなところに、
パリッと繊細な極薄チョコレート。
さらに、上品な甘さが光るトリュフまで味わえるのですから文句のつけようがありませんね。
人気No.1も納得です。


価格:472円

なかたに亭 
所在地:〒543-0001 大阪市天王寺区上本町6-6-27
営業時間:10:00-19:00
定休日:月曜日・第3火曜日

生チョコレート 洋なし (ロイズ)

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現在ロイズでは、限定フレーバーの生チョコレートが多数登場しています。

6月限定「ラム酒」:お届け期間、6/1〜7/7
7月限定「ダージリン」:お届け期間、7/1〜8/7
夏季限定「ぶどう」、「洋なし」:お届け期間、〜8/7

*いずれもなくなり次第終了。

この中から、「洋なし」をセレクト。

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毎月新しいフレーバーを投入する売り方は上手いですよね。
現に、私も限定品につられて買うことが多いです。

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ロイズの生チョコと言えばくちどけ
独特の柔らかい食感はご存知の方も多いでしょう。
私も数えきれないくらい食べてますが、毎回感動するんです。

その秘密は水分量にあります。
ロイズの生チョコの水分量は17〜18%
これは他社平均の数字と比べると約2倍
原材料の最初に生クリームが表記されてることからも、割合の高さが窺えます。

そのなめらかなくちどけとマッチする洋なしの香り。
フルーティーで爽やかな香りは今の時期にこそ味わいたいですね。
ほろ苦いココアパウダーに、軽くリキュールも効いてしっとりした後味です。

このお味で、このお値段。
コストパフォーマンスも大きな魅力です。


名称:チョコレート
原材料:生クリーム、ココアバター、砂糖、全粉乳、脱脂粉乳、ココアパウダー、洋なし粉末、洋酒、水あめ、乳糖、カカオマス、乳化剤(大豆由来)、酸味料、香料
内容量:20粒
価格:735円(ロイズオンラインショップ

ポップコーンチョコレート (ロイズ)

これからますます暑くなり、チョコレートにとっては厳しい時期が続きます。
そんな中、北海道のロイズは新作を続々と発表しました。

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まず紹介するのは「ポップコーンチョコレート」
ロイズらしいですね。

これを見たとき、まず思い浮かべたのはポテトチップチョコレート
2002年の登場以来、徐々に人気が広まり、今ではロイズを代表する人気商品の一つとなっています。

さあ、ポップコーンは次のヒットとなるでしょうか。
今まで“チョコレート風味”のポップコーンは聞いたことがありますが、たっぷりチョコがけしたものは初めて目にします。
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開封すると、漂ってくるのはチョコレートとアーモンドの甘い香り。
見た目だけでも、チョコレートの割合が高いのが分かります。

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さて、ありそうでなかったこの組み合わせ。
皆さま、ポップコーンにチョコレートをかけて食べる様子を想像してください・・・



あなたの想像した、2倍おいしいです。

ポップコーンの軽さはそのままに、前へ出てくるのはチョコレートのおいしさ。
この軽さはポップコーンとしては当たり前だけど、チョコレートと一つになることで食感の良さも特別なものに感じます。

また、キャンディングしたアーモンドも散りばめてあり香ばしい一面も。
チョコレートがしっかり味わえるところは満足度も高いです。

夏はチョコレートという気分じゃないという方でも、この軽さなら一箱一気にいっちゃうでしょう。


名称:チョコレート
原材料:砂糖、カカオマス、コーン(遺伝子組み換えでない)、ココアバター、植物油脂、全粉乳、キャンディングアーモンド、食塩、乳化剤、香料、酸化防止剤(V.E,V.C)、(原材料の一部に大豆を含む)
内容量:130g
価格:525円(ロイズ オンラインショップ

チョコレート・トリュフ 2 (Dari K)

今、最もアツいチョコレートショップ「Dari K」
後半です。
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前回紹介しきれなかったのが、チョコレートが収まっているこの木箱。
ここにもこだわりが隠れているのです。

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木箱に使用される材料は、カカオ豆同様、インドネシアの木材。
それを、国内の職人さんにより丁寧に仕上げられます。

ロゴの焼印などデザイン性に優れながらも、湿気を除きチョコレートを最適な状態に保つなど、機能性まで考えられています。


それでは、今日もカカオ豆から作られた貴重なチョコレートを堪能しようと思います。

「Jeruk(ジュルック)」
オレンジを意味し、ジューシーなオレンジの果肉をたっぷりチョコレートの中に練り込んであります。
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私、チョコとオレンジの組み合わせには目がなく、様々なタイプのチョコレートを食べてきました。
中にはオレンジが強すぎてカカオの風味が立たないものも多い中、こちらはバランスが優れています。

生き生きとしたカカオがしっかり香りつつ、オレンジの爽やかさ、果肉の瑞々しさも同時に味わえます。
後味の爽快感は、これからの時期にピッタリでしょう。

これは間違いなくリピートします。


「Karamel(カラメル)」
キャラメルを意味し、とろ〜り濃厚なキャラメルをトリュフのくぼみに流し込み、ほんのりアクセントのロースト・アーモンドでトッピング
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実にユニークな一粒ですね。

見てください、このとろ〜り感。
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キャラメルを練り込むのではなく、チョコレートの器に注いでいます。

甘くなりがちなキャラメルも、カカオとの調和によって上品な甘さに。
別々に香るものが一つになり、また違った味わいを生み出す。
これぞハーモニー。

また、Dari Kさんのチョコレートは賞味期限が短いのも特徴。
挽きたてのカカオと新鮮な生クリームを使用しているため3日程しか日持ちしません。
これも素材、品質へのこだわりの表れ。
ここでしか体感できない美味しさがあります。


さて、Dari Kさんのチョコレートは全8種類。
すべてを紹介したいところですが。。。残りのフレーバーは、お店へ行って直接お試しください^^(お取り寄せもできます)
どれをとっても絶品です!

すべてに共通するのは、カカオ本来の風味
カカオ豆から作ることでしか出せない生の美味しさ
それでいて、親しみやすく優しい味がする。
これを、ぜひ多くの方に実感してほしいです。


最後に、こちらはおまけにいただいた、シュガーコーティングされたカカオ豆
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カリッと香ばしく、チョコレート好き(カカオ好き?)にはたまらないお菓子。
苦みが強すぎることもありません。
チョコレートで感じたあの香り、そのままです。

カカオを大事にされているDari Kさんらしい、嬉しいサプライズでした。


内容量:12個
価格:3500円


Dari K
所在地:〒604-8801 京都府京都市中京区今新在家西町22-1F
営業時間:10:00am-20:00pm (年末年始を除き営業)
HP:http://www.dari-k.com/

チョコレート・トリュフ (Dari K)

日本には数多くのチョコレート専門店があります。
その中で、私が現在最も注目しているお店がこちら。
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今年4月に京都にオープンした「Dari K(ダリ ケイ)」
京都三条商店街という下町情緒あふれる場所にあります。

なぜ、私が注目しているかというと、
なんとこちらのお店、カカオ豆からチョコレートを作っているのです。

これ、本当にスゴいことなのです。

ほとんどのお店は、既存メーカーからクーベルチュールを購入し、それを加工して自分の味を作っていきます。
しかし、Dari Kさんはオーナー自らがカカオ農園を訪れ、カカオ生産者と直接取引をしてカカオを仕入れています。
そこから焙煎、粉砕などの行程を重ねチョコレートを作っていきます。
いかに手間のかかる作業になるかは想像できますね。


もう一つ注目すべきは、インドネシア産のカカオ豆を使用していること。
インドネシア地図
世界の国別カカオ生産量を見ると、コートジボワール、ガーナに次いで、インドネシアは第3位。
地図上の“K”の形をしているスラウェシ島からカカオ豆を輸入しています。
店名の「Dari K」とは、カカオの一大産地である「スラウェシ島から」という意味だそうです。


私、これまで産地別カカオのチョコレートはたくさん食べてきましたが、インドネシアのカカオはほとんど食べたことがありません。
インドネシア産カカオがあまり出回らない理由や、なぜそのインドネシアのカカオを使用するに至ったのかは、Dari KさんのHPをご参照ください。


そんな独自の路線を行くDari Kさん。
小さなお店ながら、チョコレート好きにはたまらないこだわりが随所に見られます。
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中でも気になったのはこちら。
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カカオ豆をすり潰す手動式のミルです。

いくらチョコレートを食べてても、製造工程まで考える方は少ないでしょう。
カカオに包まれたこちらのお店に入ると、いつもと違った目線でチョコレートを感じることができます。


オーナーさんはとっても気さくな方。
店内へ入ると、まずチョコレートドリンクを出してくださいました。
これが美味しく、いろいろお聞きしていると、
今度はローストしたそのままのカカオ豆まで試食を。
キャラメリゼされ外側に甘みが付いていたものの、カカオそのものも香ばしく、違和感なく食べられます。


カカオ豆から始めるチョコレート作りは、小規模なお店では前代未聞。
仕上げるのには相当苦労したそうです。

そんな苦労を重ねて完成したのがこちらのチョコレート達。
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ラインナップは、現在8種類
12個入りを購入し、気になるものを複数つめてもらいました。

まずは、Dari Kを象徴する一粒、「Raja(ラジャ)」
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Rajaとは、インドネシア語で「王様」を意味し、ローストしたカカオ豆丸ごと一粒をガナッシュで包んであります。
さらにそれをカカオ豆を粗く砕いたカカオニブでコーティングした、まさに「食べるカカオ」。
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・・・驚きました。

ふわっと広がる濃厚なカカオ。
ほのかに酸味があって、カカオ本来の味がダイレクトに伝わってきます。
新鮮なカカオを使用している賜物でしょう。

そのままカカオ豆が入ってるのでしっかりした苦みがありながらも、それが邪魔にならずこのチョコレートの醍醐味として機能してますね。
ふんわりソフトなくちどけからの、カリッとした歯ごたえ。
食感のコントラストまで楽しめる一粒です。


「Ratu(ラトゥ)」
Ratuとは、インドネシア語で「女王」を意味し、カカオペーストに生クリームを多めに加えたソフトガナッシュを細かく挽いたカカオパウダーでコーティング。
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こちらも絶品です。

濃厚なカカオの風味はそのままに、クリーミーでよりなめらかな味わい。
しっとりしたくちどけが好印象で、多くの人に好まれそうな美味しさです。


こだわりの塊ともいえるDari Kさん。
まだまだ魅力があり、一日では伝えきれません。

続きは次回紹介します。


内容量:12個
価格:3500円


Dari K
所在地:〒604-8801 京都府京都市中京区今新在家西町22-1F
営業時間:10:00am-20:00pm (年末年始を除き営業)
HP:http://www.dari-k.com/
【チョコレート検索】
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